サミュエル・エドジー

名前 サミュエル・エドジー(Samuel Edozie)
生年月日 2003年1月28日
国籍/出身 イングランドロンドン)
身長 181cm
ポジション LWG
所属 マンチェスター・シティ

※サム・エドジー、サムエル・エドジーとも表記される

個人技で試合に大きな影響力を与えるEDSのドリブラー

プレー動画          

経歴             

■2003-2019年(幼年期~ミルウォール)

イギリス・ロンドン南東に位置するルイシャムに生まれた彼は、ナイジェリア系の父親と英国人の母親という家庭に育ち、自宅からそう遠くないミルウォールFCのアカデミーにて初期キャリアを過ごしている。ミルウォールでも重要な存在に位置づけられていた才能は、徐々にビッグクラブからの関心を集めるまでに成長しており、マンチェスター・シティやチェルシー、国外からもバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント、RBライプツィヒといったクラブからの関心が寄せられていた。

2019年春にはチェルシーのトレーニング施設である『コブハム』に招待されており、ルーベン・ロフタス=チークを紹介されながら勧誘されたことが判明。しかし、当時のプレミアリーグ王者であったマンチェスター・シティがアクションを起こすと、チェルシーからの誘いを断り新天地としてシティを選択している。ミルウォールとしては100万ポンドとも言われている金額を手にすることになっているが、2018年冬にダーコ・ギャビを同じくシティに手放しているため、トップチームの指揮官を務めていたニール・ハリスは若い才能の流出を嘆いていた。

■2019-2021年(マンチェスター・シティ)

マンチェスター・シティでの初年度となった2019/20シーズンはU18チームに登録。リヴァプールU18戦でデビューを飾っているが、コール・パーマーリアム・デラップジェームズ・マカティーといった才能が集結していた世代において、U18プレミアリーグ(U18リーグ)とU18プレミアリーグ・カップ、そしてFAユースカップ(U18カップ)の3つのコンペティションでの優勝を経験するなど充実したシーズンとなった。彼自身の成績としてはミドルスブラU18戦で記録した2得点を含む、13試合(825分)3得点3アシストのスタッツで終えている。

2020/21シーズンは主力選手らと共にマンチェスター・シティEDS(リザーブ)に昇格を果たすと、プレミアリーグ2(U23リーグ)開幕節となるダービー・カウンティU23戦にてアシストを記録した。シーズン終盤にかけてはU18プレミアリーグの優勝争いに向けてU18に招集されており、マンチェスター・ユナイテッドとのデッドヒートを繰り広げるなかで、エヴァートンU18に2アシスト、最終節のストーク・シティU18に1得点の期待に応える活躍を見せている。そしてフラムU18とのファイナルステージでは1得点1アシストの活躍にて、チームの2連覇に貢献した。結果的にEDSでは20試合5得点2アシスト、U18では9試合2得点3アシスト(計29試合7得点5アシスト)の成績となった。

 
 
 
 
 
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2021/22シーズンに向けたプレシーズンキャンプではペップ・グアルディオラが率いるトップチームに帯同しており、EURO2020やコパ・アメリカといった国際大会にて主力選手が離脱していたことによる若手中心のメンバーに彼もまた含まれていた。プレストン・ノースエンド、バーンズリー、ブラックプールといった英2部クラブとのトレーニングマッチでは全試合で得点を奪い、指揮官の目の前でアピールに成功。2021年8月7日に行われたFAコミュニティ・シールド(レスター戦)ではLWGでの先発出場によるトップデビューも果たしている。本シーズンが始まるとトップチームではなく、引き続きEDSを中心としたプレーとなっているが、カップ戦を中心に出場機会を増やす可能性も高いだろう。

代表歴            

イングランドU17~U19まで世代別代表に招集されている彼だが、出場試合数は少なく国際大会の舞台では特に目立った成績を残していない。将来的にはナイジェリアを選択できる権利も持っているとされているが、現時点では世代別代表に目を向けることはなさそうなため、クラブ活動に集中する見通しとなっている。

移籍の噂           

マンチェスター・シティとは2023年6月末までの契約を締結している。ローン移籍にて経験を積むような道もあるが、シティに残り欧州最高峰のトレーニングに参加することがそれらの経験を上回ることも考えられるため、来季以降の立ち回りには重要な選択が必要になるだろう。

プレースタイル        

タッチライン際からの突破を得意とする生粋のドリブラーであり、利き足の右足を最も活かすことのできる左ウィングを定位置としている。1vs1の状況では彼を止めるのは至難の業であり、一瞬の加速で縦に抜き去るほか、カットイン、細かなフェイントによる突破も得意とするなど最大の武器であるドリブルに磨きをかけている。

ユースカテゴリでドリブルに固執するのは若さゆえの特徴であるが、背後を取る動きで連携も取れるため、周囲に問題なく適応できる技術は持っている。攻撃に関してはジョーカーとしても通用する可能性は高いが、守備に関しては改善が必要であり、高い強度を必要とする場面では彼を不安視する声も理解できるだろう。