名前 | コール・パーマー(Cole Palmer) |
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生年月日 | 2002年5月6日 |
国籍/出身 | イングランド(ウィゼンショー) |
身長 | 182cm |
ポジション | AMF/WG |
所属 | マンチェスター・シティ |
※コール・パルマーとも表記される
トップチームに帯同しているシティの明るい才能
プレー動画
経歴
■2002-2019年(幼年期~マンチェスター・シティ)
彼はイギリス・マンチェスター郊外のウィゼンショーに生まれ、幼い頃は父親に連れられ地元のホリーヘッジ・パーク(公園)で毎日ボールを蹴っていたという。そして8歳となる頃にマンチェスター・シティの下部組織へ入団した彼は、U13カテゴリでの成功を自身の糧としていた。2018年4月に初めてマンチェスター・シティU18でのベンチ入りを果たすと、2018/2019シーズンに16歳で挑んだU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)では11試合・4得点の成績を残すなど順調に才能を浸透させている。
これらの活躍が評価され、2019年4月に行なわれたFAユースカップ決勝となるリヴァプールU18戦では延長戦からアドリアン・ベルナベに代わり途中出場を飾るも、PK戦までもつれ込んだ同試合において2人目のキッカーである彼が唯一外してしまったことでチームは優勝を逃すという非常に悔しい経験を味わうこととなった。
■2019-2020年(マンチェスター・シティ)
2019/2020シーズンはFAユースカップでの悔しさをバネにマンチェスター・シティU18を牽引しており、チームキャプテンとして開幕戦からチームを勝利に導き続けていた。個人としてもU18プレミアリーグではチームのトップスコアラーとなる14試合・15得点(5アシスト)の活躍でダントツ首位の原動力となっている。2020年3月にはストーク・シティU18とのU18プレミアリーグ・カップ決勝戦で自身での2得点を含めた6-0での圧倒的な強さでの優勝に貢献した。
2019年9月にはEFLトロフィーにおいてマンチェスター・シティU23でのデビューも飾り、FAユースカップでも準決勝に駒を進め昨シーズンの雪辱を果たす準備が整っていたが、新型コロナウイルス感染症の影響によって23歳未満のコンペティションがすべてキャンセルされているため不完全燃焼となっている。
ユースカテゴリが中断となったことで彼のシーズンも終わりかと思われていたが、2020年6月に再開を迎えるプレミアリーグ(イングランド1部)に向けたトップチームのトレーニングに帯同しており、そこでのパフォーマンスはグアルディオラの目にも留まったとまでに報じられていた。その報道を裏付けるかのように、第31節のチェルシーFC戦では初めてのベンチ入りを果たすなど、中断の影響がかえって彼に貴重な経験を与えている。
代表歴
14歳から招集を受けているイングランドU15を始め、イングランドU18までのプレー歴を持っている。
移籍の噂
現時点でマンチェスター・シティとのプロ契約を結んだ記述は見られないが、時間の問題であるため残留することは確定的だ。U8から所属しているクラブへの愛は生半可な気持ちではない。
プレースタイル
2018年7月に公式サイト上で単独インタビューを受けた際には「ワンタッチでプレーするのが好き。たまにドリブルもするけど、できる限り少ないタッチ数でプレーしたい」と語っている。利き足は左であり、広い視野を活かした創造的なチャンスメイクを得意とする他、2019/2020シーズンの成績にも表れているように得点力も大きな武器と言えるだろう。またキャプテンシーも備えており、同世代のテイラー・ハーウッド=ベリスと共にチームを束ねる存在にもなるはずだ。