イブラヒマ・ニアヌ

選手紹介
名前イブラヒマ・ニアヌ(Ibrahima Niane)
生年月日1999年3月11日
国籍/出身セネガルンブール)
身長187cm
ポジションCF/WG 
所属FCメス 

※ イブラヒマ・ニアン の表記も見られる

FCメスが誇るブランド「ジェネレーション・フット」出身の新鋭 

プレー動画          

経歴             

1999-2017年(幼年期~ジェネレーション・フット)

セネガルの首都ダカールから南に約80kmに位置する都市、ンブール(Mbour)に生まれた彼は、2014年にセネガル屈指の育成組織へと成長したジェネレーション・フットによって発見されている。当時のジェネレーション・フットが彼への興味を持ち始めた際、彼が契約に縛りのないフリーの選手であったことに驚きを隠せなかったと語る。既に資質は明らかなものだっただけに掘り出し物だったはずだ。16歳で当時セネガル・リーグドゥ(セネガル2部リーグ)に在籍していたクラブでトップデビューを果たすと、続く16-17シーズンはセネガル・リーグアン(セネガル1部リーグ)に昇格したクラブにおいて18試合で19得点を記録。クラブ史上最多得点記録でリーグ優勝に大きな貢献をもたらした。このジェネレーション・フットは、FCメスの財政的な支援によって成り立っているクラブであり、FCメスが優先的に所属選手を獲得できる権利を持っている。そんな彼もまた、2017年6月にFCメスとの5年契約を締結しフランスへと活躍の舞台を移している。近年では同クラブからサディオ・マネ(リヴァプール)、イスマイラ・サール(レンヌ)がFCメスへの移籍後にさらなるステップアップを遂げているため、彼もまたそこに続く存在としての注目度は高い。

2017-2019年(FCメス) 

2017年8月5日、リーグ・アン(フランス1部リーグ)開幕節のギャンガン戦でデビューを果たし、第22節のASモナコ戦では移籍後初得点を記録した。不動のレギュラーではないものの、貴重なバックアッパーとしてチームを支え、デビューシーズンはリーグ戦30試合に出場し2得点を記録している。しかし、クラブは2シーズンぶりの2部リーグへの降格となった。18-19シーズン、リーグ・ドゥでのプレーとなった彼は、開幕戦からの6試合で4得点を記録する好スタートを切ると、2018年12月時点で5得点を記録しており、高い得点力を見せている。FCメスには同じポジションに同国セネガル、そして同じくジェネレーション・フット出身のハビブ・ディアロが17試合で15得点という不動のエースとなっているため彼が本職でプレーできる機会は限られている。まずはこの牙城を崩すことだろう。

代表歴            

2017年2月のU-20アフリカ・ネーションズカップ 2017に臨む セネガルU20に招集され、全試合に出場し2得点を挙げるなどセネガルU20の準優勝に貢献した。 そして同年5月からのU-20ワールドカップ 2017の出場権を得ると、ベスト16で敗退したが4試合すべてに出場し、グループリーグのサウジアラビアU20戦では得点も記録している。

移籍の噂           

具体的な移籍の噂は報じられていないが、先人らと同様にビッグクラブへと羽ばたく存在になることを既定路線となっている。加入時点でFCメスとの5年契約を締結している彼の契約期間は2022年6月末までだ。

プレースタイル        

エリア内での勝負強さ、ゴールへの意識、そして187cmの強靭なフィジカルと身体能力の高さを活かした空中戦が大きな評価を得ている。また、かつてのコーチは精神的な強さも評価した。ジェネレーション・フットではスコアラーとして活躍をしているが、FCメスではウィンガーとしての活路も見出しているなど才能は底知れない。

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