トム・デイヴィス

選手紹介
名前トム・デイヴィス(Tom Davies)
生年月日1998年6月30日
国籍/出身イングランドリヴァプール)
身長180cm
ポジションCMF 
所属エヴァートン 

既に風格を感じさせるエヴァートンの新たな未来

プレー動画          

経歴             

1998年6月30日、ワールドカップに臨んだイングランドの貴公子デイヴィッド・ベッカムがアルゼンチンとの試合で退場をしたあの日、彼はマージーサイド州のリヴァプールにて生まれた。かつてエヴァートンで1967年から1972年にかけてプレーをしていたアラン・ウィットルが叔父であることでも有名であり、兄のリアム・デイヴィスもまたチェスターFCにてセミプロとして活躍をしているサッカー選手である。

そんな彼はバーケンヘッドを本拠地とするトレンメア・ローヴァーズFCのアカデミーでプレーをしていたところを2009年、11歳の頃にエヴァートンFCのアカデミーへと移った経歴を持つ。エヴァートンに移ってからの成長は目まぐるしく、2014年3月のサウサンプトンU-21との試合においてわずか15歳ながらU-21リーグでの出場を飾っている。2015年9月にエヴァートンとの最初のプロ契約を交わし、2015-2016年に臨んだ彼は、2016年4月16日のプレミアリーグ第34節サウサンプトンとの試合で17歳ながらトップチーム・リーグデビューを果たしている。またシーズンの最終節であるノリッジとの試合では先発出場をしチームの3-0での勝利に大きな貢献をした。

2016-2017年シーズンの始まりである8月に新たに5年契約を結んだ彼は、第3節のストーク・シティとの試合でシーズンのスタートを切る。第7節のホーム:グディソン・パークで迎えたマンチェスター・シティとの試合では先発出場するとプロ初ゴールを挙げ、4-0と驚きとも言える勝利に導いた彼はその試合でのマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。このようなパフォーマンスが評価されるとシーズンの中盤戦からはチームの主力に定着をしている(2016-2017年の最終的な記録はリーグ戦24試合2得点3アシスト)。

2017-2018年には既に結んでいた5年契約を改善をすると、開幕戦からコンスタントに出場機会を重ねていった。このシーズンではヨーロッパリーグの舞台も経験しており、予選を勝ち上がった本戦ではグループリーグの3試合に出場をしている。成績は振るわないものとなったがこの経験は有益なものとなったはずだ(2017-2018年の最終的な記録はリーグ戦33試合2得点1アシスト)。2018-2019年シーズンの彼はさらなる成長を遂げることが期待される。

代表歴            

クラブにて飛び級でプレーをしていただけにイングランドの各世代別代表には常に招集を受けているエリートだ。2015年のU-17ワールドカップではグループリーグ敗退とはなったものの、イングランドU-17代表のキャプテンとしてチームを牽引した。U-19代表でもまたキャプテンとしてプレーをしている。現在はU-21代表でプレーをしており、今シーズンのパフォーマンスによってはフル代表デビューも時間の問題なはずだ。

移籍の噂           

2022年6月30日までの契約をエヴァートンと結んでいる彼はクラブへの愛着は大きなものだろう。獲得できる可能性が低いことからも他クラブが手を出せない状況だ。

プレースタイル        

若くしてベテランのような落ち着きを払うプレーヤー。パスセンスにも秀でており、中盤から試合の流れを変えられる存在だ。ファンからはウェイン・ルーニーやロス・バークリーのような生え抜きの選手として高い期待を受けている。

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