セルヒオ・カメジョ

選手紹介
名前セルヒオ・カメジョ(Sergio Camello)
生年月日2001年2月10日
国籍/出身 スペインマドリード)
身長177cm
ポジションCF
所属 アトレティコ・マドリード

※セルヒオ・カメージョ、カメリョ、カメーリョとも表記される

アトレティコ・マドリードに21世紀の始まりを伝えた新星

プレー動画          

経歴             

■ 2001-2018年(幼年期~アトレティコ・マドリード)

スペインの首都マドリードに生まれた彼は、8歳の頃よりアトレティコ・マドリードのカンテラ(下部組織の意)に入団しており、あらゆるカテゴリにて多くの得点を重ねるなどフェルナンド・トーレスと比較されるような幼年期であったという。既に幼い頃からヘディング、ロングシュート、ゴールキーパーの頭上を抜く『パネンカ』の技術を身につけており、得点そのもの以外にもゴールのバリエーションも評価される選手であった。双子の兄弟であるゴンサロ・カメジョと共にユースキャリアを共有しながら成長を遂げており、2017-2018年シーズンをアトレティコ・マドリードのフベニルA(U-19)でプレーしている。

■ 2018-2019年(アトレティコ・マドリード)

2018-19シーズンに入り、UEFAユースリーグとセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)に所属するアトレティコ・マドリードB(リザーブチーム)の両軸でプレーしていた彼は、UEFAユースリーグのグループラウンドで6試合5得点を記録しており、アトレティコ・マドリードBにおいても2019年に入ってから得点を重ねるなど充実した時間を過ごしていた。そんな中、トップチームにおいてジエゴ・コスタに8試合の出場停止が科されると、カンテラーノに出番が与えられる時期があり、彼もまた2019年5月18日のリーガエスパニョーラ最終節 レバンテUD戦にて後半の頭からトーマス・パーテイに代わってトップチームデビューを果たしている。トップデビューだけに留まらず、同試合では後半34分にチームを救う同点弾を記録しており、この得点がアトレティコ・マドリードの歴史において初めての21世紀生まれが記録した得点となった。最終節にサプライズとなった彼は、プレシーズンキャンプでも印象的なプレーを見せているため、2019-20シーズンの新たな顔になることも非現実的ではない。

代表歴            

2017年10月からスペインU17でプレーをしており、2018年11月からはダビド・ゴルドが率いるスペインU18にも出場を果たしている。2019年7月19日には2019年のCOTIF Tour名前nt(アルクディア・トーナメント)に臨む、スペインU20に名を連ねるなど18歳ながら飛び級で選出された。

移籍の噂           

2019年6月にアトレティコ・マドリードとの契約を2024年6月末までに延長したばかりであるため、移籍に関しての可能性は低いだろう。

プレースタイル        

得点を奪うことに秀でた生粋のストライカーでありながら、攻撃の流れを生み出せるような起点となれることも彼の長所だ。これらを可能にしているのはオフ・ザ・ボールにおけるポジショニングの巧みさや、動き出しの速さだろう。幼年期からのセンスは指折りであるため、トップチームで活躍するために改善すべきは177cmからなるフィジカル面の弱さだろう。また、同じくカンテラーノであるボルハ・ガルセスとの競争も一つの見どころだろう。

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