名前 | マクシミリアン・ヴーバー(Maximilian Wöber) |
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生年月日 | 1998年2月4日 |
国籍/出身 | オーストリア(ウィーン) |
身長 | 189cm |
ポジション | CB |
所属 | アヤックス |
※マクシミリアン・ヴェーバー、マクシミリアン・ウーバーの表記も見られる。
オーストリアを牽引するであろう若き闘将
プレー動画
経歴
オーストリアの首都ウィーンで誕生した彼は、2003年よりSZマールスヴィーセにてキャリアをスタートさせる。2007年からウィーンSKに移ると、そこで約3年間を過ごした後、2010年よりSKラピド・ウィーンのアカデミーへと移籍を果たした。
U-16、U-18を経た2015-2016年シーズン、ラピド・ウィーンⅡ(セカンドチーム)を昇格となった彼は、度々トップチームの試合に招集されることになる。同シーズンはリーグ戦こそ出場はなかったが、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦の相手であるバレンシアCFとの2ndレグで本職ではない左サイドバックで先発出場をし、トップチームデビューを飾っている。1stレグを6-0で落としただけに敗退濃厚のまま臨んだ試合のため、彼のデビュー戦も4-0と大敗を喫しほろ苦いものとなっている。ラピド・ウィーンⅡでは本職のセンターバックにてキャプテンとしてチームを牽引しており、20試合に出場し1得点4アシストの成績を収めた。
2016-2017年シーズンはトップチームでの出場機会が増え、オーストリア・ブンデスリーガの第14節ヴォルフスベルガーACとの試合にてトップリーグデビューも飾った。オーストリア・カップでは準々決勝のSKNザンクト・ペルテンとの試合では初ゴールも決めるなど、同シーズンはトップチームで17試合に出場し1得点で終えている。
2017-2018年シーズン、開幕戦から起用をされており、その開幕戦では得点も記録するなど開幕から5試合連続でフル出場を果たし、本格的な活躍が期待されていた彼だったが、2017年8月にオランダのアヤックス・アムステルダムへ移籍。その時の移籍金は約750万ユーロとなっている。シーズンの開幕後であり、プレシーズンを共にしていない彼だったが、移籍後のエールディヴィジ第3節のVVVフェンロとの試合でエールディヴィジデビュー、デビュー2戦目となった第7節のヘーレンフェーンとの試合では移籍後初ゴールも記録するなど直ぐ様チームの戦力に定着をしている。左サイドバックでも起用されることもありながら、その後もコンスタンスに出場を重ね、オランダでの初年度は24試合1得点の成績となった。
2018-2019年、デイリー・ブリントの加入によって出場機会を減らしがちなスタートとなっているが、貴重なバックアッパーとして評価を高めるかも知れない。
代表歴
オーストリアの各世代代表の常連である彼はU-15~U-21まで招集歴を持っている。2017年10月6日のワールドカップ予選、セルビア代表との試合でフル代表デビューも飾っているなど、将来のオーストリア代表を担う存在として期待がされている。
移籍の噂
デ・リフトとの若きセンターバックコンビが期待されているが、ブリントの加入により出場機会が制限されているため移籍を考える可能性もある。アヤックスとの契約は2021年夏までとなっており、適切な金額を提示したら獲得は不可能ではないはずだ。ただ、移籍はそこまで急がないだろう。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2018-19 | セビージャ | on loan |
2019-20 | セビージャ | 1050万ユーロ |
2019-20 | レッドブル・ザルツブルク | 1050万ユーロ |
プレースタイル
189cmの恵まれたフィジカルを武器に対人戦には一定の評価を得ており、攻守に渡り貴重な武器となっている。熱い闘志を持ち、守備を統率する存在としての成長も期待されているなど、目が離せない存在だ。