ルーカス・コパド

選手紹介
名前ルーカス・コパド(Lucas Copado)
生年月日2004年1月10日
国籍/出身ドイツウンターハヒンク)
身長183cm
ポジションCF
所属バイエルン・ミュンヘン

フットボールに愛された家系に生まれたストライカーの才能

プレー動画          

経歴             

■2004-2016年(幼年期~ウンターハヒンク)

『ルーカス・コパド・シュロベンハウザー』というフルネームを持つ彼の背景には二人のプロサッカー選手の存在が隠されており、父親のフランシスコ・コパドはSpVggウンターハヒンクのレジェンド的存在で、マジョルカ(スペイン)やホッフェンハイムでも活躍した攻撃的な選手。祖父のアントン・シュロベンハウザーもバイエルン・ミュンヘンのユース出身で、主にSpVggウンターハヒンクで活躍するなどフットボールの才能を有した家系にて育っている。また、父フランシスコの妹であるエスター・コパドはバイエルン・ミュンヘンのレジェンドであり、現在もクラブのSD(スポーツディレクター)を務めるハサン・サリハミジッチの妻という関係性にある(彼にとっては叔父)。

ドイツ・バイエルン州のウンターハヒンクにて育っているため、彼がキャリアを始めたのは当然のようにSpVggウンターハヒンクであった。クラブでは父フランシスコがディレクター職に就いていたこともあり、父からの指導を受けながら2014年7月にはメルクール・カップ(U12)で3位の成績を収めており、彼個人としても3位決定戦となったVfLカウフェリング戦ではハットトリックを記録するような活躍を見せている。

■2016-2021年(バイエルン・ミュンヘン)

幾度となくライバルとして対戦してきた同じバイエルン州のバイエルン・ミュンヘンに関心を持たれることは当然の流れであり、叔父のハサン・サリハミジッチの存在もあって彼は2016年7月よりバイエルン・ミュンヘンの下部組織(U13)に加入。2019/20シーズンよりバイエルンU17に組み込まれると、B-ユニオレーン・ブンデスリーガ(ドイツU17リーグ)第2節のアイントラハト・フランクフルト戦にて15歳でのデビューを飾り、ほとんどは途中出場であったこともあり同シーズンを12試合1得点の成績で終えている。

2020/21シーズンにはB-ユニオレーン・ブンデスリーガで開幕からゴールを量産しており、第2節のフライブルクU17戦でハットトリック、第5節のマインツ戦では4得点を決めるなど開幕5試合で8得点3アシストという活躍であった。しかし、COVID-19の影響によりリーグは5節を消化した時点で中止になったことで、彼の活動も制限されることになっている。それでもトップチームのトレーニングに参加するといった形で練習は続けており、2021/22シーズンに向けたプレシーズンキャンプにも帯同、そこで親指を負傷したとされているが新たなシーズンへの期待値は高まっている存在だ。

 
 
 
 
 
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代表歴            

2019年にドイツU15~U16として出場しているが試合数は多くない(計3試合)。現在はドイツU17に招集されているため、ここから世代別代表での活躍が見られるだろう。ちなみに父方はスペインからの移民であるためスペインへのルーツも持っている。

移籍の噂           

バイエルン・ミュンヘンでのプロデビューを望んでいる彼は、2021年8月にバイエルンとの契約を2024年6月末までに延長した。2021/22シーズンはバイエルンU19でプレーするとされているが、活躍次第では早期でのⅡチームないしトップチームのシニアカテゴリでデビューする日も近いだろう。

プレースタイル        

父フランシスコも得点力を持ったトップ下の選手であるが、彼はその得点力を受け継いだ純粋なストライカーとして最前線に君臨している。得点力は当然の武器であるが、深い位置でボールを巧みに奪う姿やキープする能力もあるため、徐々に求められる要素を増やしていく必要があるだろう。また、得点の香りがするシーンまでには到達しているため、トップカテゴリにおけるシュートまでの時間の無さやそれに伴う判断力の向上でさらなる飛躍を予感させている。父は171cmと小柄ながらも身長は183cmまで成長しており、ストライカーとしてプレーする上での問題ないフィジカルポテンシャルを手にしているのも大きい。

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