名前 | カマル・ディーン・スレマナ(Kamal-Deen Sulemana) |
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生年月日 | 2002年2月15日 |
国籍/出身 | ガーナ |
身長 | 175cm |
ポジション | WG |
所属 | FCノアシェラン |
クドゥスと同じ道を歩んでいるガーナのライジングスター
プレー動画
経歴
■2002-2020年(幼年期~ライト・トゥ・ドリーム)
幼年期の具体的な経歴は不明だが、ガーナを代表する育成組織のライト・トゥ・ドリーム(RtD)にて育てられた選手であり、ジュニア世代でも既に高い得点力は評価される存在であった。2017年5月には、レアル・マドリード、FCバルセロナ、アヤックス、PSV、アンデルレヒトといった名だたるクラブが参加したWorld Marveled Cup 2017(U15トーナメント)での優勝を果たし、自身としても得点王と最優秀選手をダブル受賞するなど卓越した存在感を放っている。
2019年12月には長野で開催されたJリーグインターナショナルユースカップ2019のために来日しており、同大会では無得点に終わるも10番を着用しながら全試合に出場し、チームの大会2連覇に貢献している。そしてライト・トゥ・ドリームでのキャリアを終えている。
■2020年(ノアシェラン)
2020年2月、海外移籍が解禁される18歳の誕生日を迎えた彼は、ライト・トゥ・ドリームの提携クラブでありモハメド・クドゥス(現アヤックス)を始めとする多くのOBが所属していたFCノアシェランに移籍。徐々にCOVID-19の影響が懸念されるなかでの途中加入であったが、2020年2月23日のデンマーク・スーパーリーグ(デンマーク1部)第22節 スナユスケ・フッボルト戦にてデビューを飾ると、中断期間から再開したチャンピオンラウンドでは6位で終わるも自身としては8試合で3得点を記録している。
シーズン終了からわずか2ヶ月で開幕を迎えた2020/21シーズンではモハメド・クドゥスが着用していた背番号「10」を与えられ、第3節のリンビーBK戦では2得点を記録するなど本格的なブレイクへの期待が集まっているところだ。
代表歴
2020年9月には親善試合に向けたガーナのフル代表に初招集されており、10月のマリ、カタールとの試合にてフル代表デビューも間近に控えている。
移籍の噂
FCノアシェランとは2024年12月末までの長期契約を結んでいる。2020年7月にはレヴァークーゼンとボルシア・メンヘングラードバッハが関心を示していると報じられ、移籍は実現していないが既に注目を集めている存在となっている。ノアシェランとしても高い移籍金で売却することを前提としているため、双方が納得する交渉であれば時間をかけずに移籍は実現することだろう。
プレースタイル
左ウィングを主戦場としており、得意のドリブルで果敢に突破を図るスタイルを貫いている小柄な選手だ。スピードを保った状態で振り切るパターンと一瞬の速さで置き去りにするドリブルパターンを持ち、時折見せるラボーナなどの奇抜なプレーで観客を沸かせるエンターテインメント性を持った逸材といえるだろう。得点力も高い水準で備えており、カットインからのフィニッシュも得意な形だ。