名前 | ユリアン・ライコフ(Julian Rijkhoff) |
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生年月日 | 2005年1月25日 |
国籍/出身 | オランダ(プルメルエン) |
身長 | 180cm |
ポジション | CF |
所属 | アヤックス |
※ジュリアン・ライコフとも表記される
圧倒的な存在感を放つアヤックス・アカデミーのダイヤモンド
プレー動画
経歴
■2005-2020年(幼年期~アヤックス)
彼は首都アムステルダムのベッドタウンとして知られるプルメレントで育ち、4歳の頃から地元のFCプルメレントでキャリアを始めている。5~6歳の頃にはストリートサッカーで14~15歳の少年らに混じりながら遊んでいたと語っており、7歳となった2012年に憧れのアヤックス・アムステルダムに加入するまでのルーツとも呼べる存在となっていた。アヤックスではF1カテゴリから常にゴールを奪い続け、12歳となる頃には周囲の選手よりも体格面も含めて成長度合いが早かったことから、当時のトレードマークであった長いブロンドヘアーも相まってカスパー・ドルベリと比較されている。
12歳の時点でアヤックス O15(U15)でもデビューを飾っており、2018/2019シーズンには13歳ながらO15のエースストライカーとして得点を重ね、2018年11月にはフィテッセ O15を相手にキックオフゴールを決めたことからSNS上でも話題を呼んでいた。2019/2020シーズンはアヤックス O16(U16)に昇格し17試合・10得点を記録すると、2019年11月にはU17エールディヴィジ・プライマリーラウンドのNEC O17戦でアヤックス O17(U17)デビューも飾っている。15歳の誕生日に行なわれたスパルタ・ロッテルダム O17戦では、U17カテゴリでの初得点も記録するなど来季から本格的にU17カテゴリで大ブレイクすることが期待される。
代表歴
2020年1月にオランダU15への初招集を受けた彼は、スペインで開催された4ヶ国間でのトーナメントにおいてデビュー戦となるチェコU15を相手に衝撃的なハットトリックを記録すると、続くアイルランドとスペインを相手にも得点を奪い続け、同大会では3試合・6得点と大車輪の活躍を見せている。また、スペインU15を相手に1-6の大差で勝利を収めたことはヨーロッパの育成年代でも大きなトピックとなった。
移籍の噂
年齢的にも現時点では具体的な噂は報じられていない。まずはアヤックスとのプロ契約およびトップチームでのデビューが何よりも優先される目標だろう。
プレースタイル
幼い頃からフィジカル面で圧倒的なアドバンテージを得ていたことから、ゴール前での冷静さは年齢に似つかわしくないものを持っており、非常に洗練されたストライカーとして注目を集めている。現在も180cmにまで身長は伸びており、ポストプレーなどでも物理的な強さは継続的に引き継がれながら足元の技術もアヤックス・アカデミーで培ったものがあるため、絶対的な存在感を持ったストライカーとしての道を歩むだろう。彼がモデルケースとするのはカスパー・ドルベリの他、ズラタン・イブラヒモヴィッチや12歳の頃に直接対談の機会を与えられたクラース・ヤン・フンテラールだ。