ハーヴェイ・エリオット

選手紹介
名前ハーヴェイ・エリオット(Harvey Elliott)
生年月日2003年4月4日
国籍/出身 イングランドチャートシー)
身長170cm
ポジションRWG
所属フラムFC リヴァプール

プレミアリーグ史上最年少記録を持つフラムの神童

プレー動画          

経歴             

■ 2003-2018年(幼年期~フラムFC)

イングランド・サリー州のチャートシーに生まれた彼は、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)のアカデミーを経て、現在のフラムFCに加入した逸材だ。早熟の天才として2017-18シーズンには15歳ながらU18プレミアリーグ(イングランドのU18リーグ)でプレーをしており、第18節のアストン・ヴィラU18を相手にはアシストを記録するなど6試合に出場を果たしている。そんな彼に対しては当時のフラムを率いていたスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督も高く評価し、2018-19シーズンに向けてムルシア(スペイン)で行われたキャンプに帯同を許すほどであった。

■ 2018-2019年(フラムFC)

2018年9月25日に行われたEFLカップ(カラバオ・カップ)3回戦の相手であるミルウォールFC戦にて、後半36分からフロイド・アイテに代わってトップデビューを飾ると、15歳174日でのデビューはフラムのクラブ史上最年少記録となった。その後はフラムのU18だけでなく、プレミアリーグ2(イングランドU23リーグ)に所属するフラムU23にも出場し、フラムの神童として脚光を浴びる存在となっていた。そして、2019年5月4日のプレミアリーグ(イングランド1部)第37節のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(ウルブス)戦にて後半43分からの途中出場でのプレミアリーグデビューを果たすと、16歳30日でのデビュー記録はかつて2007年にマシュー・ブリッグスが記録した16歳60日を上回る記録となり、史上最年少デビューとしてプレミアリーグの歴史に名を刻んでいる。

代表歴            

イングランドU15~U17への出場歴を持っている。

移籍の噂           

フラムの神童として知られる彼に対しては、バルセロナを始めとする非常に多くのビッグクラブが獲得に関心を示しており、彼としてもフラムからの契約延長の打診を拒否するなど移籍の姿勢を見せている。現在最も獲得に近いクラブとしてはリヴァプールの名前が上がっており、彼の古いTwitterアカウント(2014年時)ではリヴァプールのファンであることが噂されるような内容が呟かれており(アンフィールドにあるビル・シャンクリー像での写真など)、彼の移籍話を大きく加速させる要因となった。

プレースタイル        

フラムの公式Webサイトでは、ポテンシャルを秘めた若者でありドリブル能力と素晴らしいファーストタッチを評価するような文章が記載されている。本職は右のウィンガーであるが将来的にはより中央の位置でプレーする可能性も低くはないなど、まだ16歳のため多くの可能性を持っている存在だ。身長は現時点で170cmと恵まれたフィジカルとは言えないが、彼の才能の前では些細な問題でしかない。

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