名前 | ハンニバル・メイブリ(Hannibal Mejbri) |
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生年月日 | 2003年1月21日 |
国籍/出身 | チュニジア(イヴリー=シュル=セーヌ) |
身長 | 173cm |
ポジション | CMF/DMF |
所属 | マンチェスター・ユナイテッド |
異例の移籍金にてマンチェスターへ渡った新たな逸材
プレー動画
経歴
■ 2003-2018年(幼年期~ASモナコ)
フランス・パリの南縁に隣接するコミューン、イヴリー=シュル=セーヌに生まれた彼は、チュニジアにもルーツを持つ少年だ。父であるロトフィー・メイブリはチュニジアの元サッカー選手であったことからサッカーに触れるのはそう遅くはなく、6歳で地元のパリFCのアカデミーでクラブとしてのキャリアをスタートさせた。パリFCで約8年間を過ごすと、短い間ながらACブローニュ=ビヤンクールに在籍。14歳の当時から多くのクラブから関心を集める存在として有名であり、アーセナル、リヴァプール、ユナイテッド、シティ、バルセロナ、PSG、モナコ、リヨンなど錚々たるクラブからのアプローチを受けていたという。数回程度イングランドに渡りトレーニングを行っていた彼だが、2018年8月よりASモナコを自身の成長の場として選択している。
■ 2018-2019年(ASモナコ~マンチェスター・ユナイテッド)
そんなASモナコに加入して安泰かと思われていた彼だったが、モナコとメイブリ家の間に重大なミスが発覚したことでモナコとの関係性が崩壊。これがキッカケとなり、代理人を持たない彼は弁護士資格を有する父を介して、新たに移籍先を探すこととなった。パリ・サンジェルマンとアーセナルは彼自身が関心を示しておらず、残るはマンチェスターの両クラブを選択するのみだったと父は語り、結果的にマンチェスター・ユナイテッドに移籍することを決定。わずか16歳の少年ながら移籍金は900万ポンド(1000万ユーロ)とされるなど、類を見ない金額にて加入したことから大きく報じられるようになった。2019-20シーズンはマンチェスター・ユナイテッドU18でのプレーとなるだろう。
代表歴
チュニジアとの二重国籍を持っているが、世代別代表はフランスを選択しており、2018年9月からフランスU18でプレー中だ。
移籍の噂
2019年夏に加入したばかりのマンチェスター・ユナイテッドとは長期契約を締結している見通しであり、当面はトップチームでのデビューが目標となるため移籍は考えづらいだろう。
プレースタイル
中盤の深い位置でゲームを組み立てるのが好きな選手であり、創造的なパスセンスと年齢に似つかわしくない卓越した視野(ビジョン)は次世代のセットピース・テイカーとしての評価を受けている。トレンドマークであるソバージュヘアーをなびかせてトップリーグで活躍する日もそう遠くはないはずだ。