デイヴィッド・ターンブル

選手紹介
名前デイヴィッド・ターンブル(David Turnbull)
生年月日1999年7月10日
国籍/出身スコットランドカールーク)
身長185cm
ポジションCMF
所属マザーウェルFC

突如としてリーグを席巻したフィア・パークの逸材

プレー動画

経歴

■ 1999-2018年(幼年期~マザーウェル)

スコットランドはサウス・ラナークシャーの町、カールークで彼は生まれるも、程なくしてノース・ラナークシャーの街となるウィショウで育ってきた逸材だ。そんな彼がサッカーを始めたのは、当時通っていたCalderbridge Primary School(ウィショウの小学校)で、サッカー経験のある学校の用務員が彼を Newmains Hammers というクラブに誘ったことがキッカケとなっている。隣町のクラブ、Newmains Hammersでは4年間在籍しており、2008年には1つ年齢が上の世代を相手に、出場した全ての試合で得点を奪った逸話を持っている程だ。そんな彼に対していち早く目をつけたのは同じノース・ラナークシャのマザーウェルを本拠地とするマザーウェルFC。積極的な交渉の末、スカウティング担当を務めるスチュアート・オギルビーに見出されるようにして、2009年よりマザーウェルのアカデミーに加入している。

マザーウェルの下部組織でもメキメキと頭角を現していた彼は、2015-2016年シーズンのスコットランド・ユースカップ(20歳未満の選手を対象とした大会)において、マザーウェルFCを同大会におけるクラブ初優勝に貢献。決勝のハート・オブ・ミドロシアンとの試合でもスタメン出場するなど、U-19の大会でありながら16歳の若さで優勝を経験することとなった。ユースカップを終えた2016年5月には、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第38節のセルティックとの試合でベンチ入りを果たしている。

2016-2017年シーズンからはマザーウェルU20チームに昇格するも、トップチームでは4試合でのベンチ入りを覗いてデビューには至っておらず、ユースで実力を蓄える時期となっていた。しかし、2017-2018年シーズンに入り マザーウェルU20でも重要な存在として数えられるようになると、2018年2月10日のSFA CUP(国内カップ)ベスト16ラウンドのダンディーFC戦で念願のトップデビュー。リーグのレギュラーシーズンは出番はなかったが、順位決定ラウンドの第4節~第5節に出場するなどクラブの勝利に一定の功績を残してシーズンを終えた。

■ 2018-2019年(マザーウェル)

19歳の誕生日を迎えた2018-2019年シーズン、マザーウェルFCのトップチームを率いるスティーブ・ロビンソンの信頼を勝ち取ると、第9節のセント・ジョンストンFC戦からはレギュラーの座に定着。第11節のセント・ミレンFCを相手にはチームを5試合ぶりに勝利に導く決勝ゴールを決め、プロ初ゴールを記録した。リーグ戦では第30節を終えた時点で22試合8得点5アシストと、ポジション的には得点を多く奪えるような位置ではないが、チーム最多スコアラーとなっており、重要な得点源となっている。

代表歴

2014年にスコットランドU16に招集されたことで、世代別代表としてのキャリアを歩み始めると、直近ではスコットランドU19とU21の招集を受けるが、現在行なわれているU-19欧州選手権にはスカッドに入っておらず、2019年6月に開幕を迎えるU-21欧州選手権を中心としたプレーとなりそうだ。

移籍の噂

2019年1月29日にマザーウェルFCとの契約を2021年夏までに延長し、冬の移籍市場では残留の道を選んでいる。マザーウェルに残れることを喜んではいるが、もはや国外のクラブからの引き抜きが動くほどの活躍を見せているため、夏の移籍市場では騒がしくなるだろう。

シーズン移籍先移籍金
2020-21セルティック非公開

プレースタイル

センターハーフを本職とするが、中盤であればトップ下から底まで起用にこなすことの出来るユーティリティ性を持っている。中盤から試合を決定づけるラストパスを提供する一方で、8得点というスコアにも表れているようにストライカー顔負けの高い得点力を兼ね備えるなど、 ポテンシャルの高さは計り知れない選手だ。

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