チャーリー・マクニール

名前チャーリー・マクニール(Charlie McNeill)
生年月日2003年9月9日
国籍/出身イングランドマンチェスター)
身長182cm
ポジションCF
所属マンチェスター・ユナイテッド

※チャーリー・マクネイルとも表記されるだろう

赤い悪魔に舞い戻った記録破りの得点力を持つストライカー

プレー動画          

経歴             

■2003-2014年(幼年期~マンチェスター・ユナイテッド)

イギリス・マンチェスターに生まれた彼は、コーチとして勤務していた父マーティンと教育熱心な母アンドレアを両親に持ち、兄ダニエルは英国海軍の砲手、妹のキティはドラマのエキストラとして出演するなど、輝かしい選手を輩出したことはないがサッカーが日常にある一般家庭にて育っていた。彼にサッカーのいろはを教え込んだのは祖父のジョンであり、かつてはマンチェスターのゴートン地区にあるアビー・ヘイFC(セミプロ)を指揮していたこともあるが、孫が生まれるまではサッカーから遠ざかっていたという。しかし、孫が生まれたことでサッカーへの情熱が蘇ると、チャーリーを公演に連れていけば「右足では蹴ってはいけない」と左足でボールを蹴るように教育しており、現在の彼が両利き並みの精度を持っているのはこの頃の賜物であった。

約36,500人が住むデントンにあるジュニアクラブのウエスト・エンド・ボーイズ(ウエスト・エンドAFC)でプレーしていた際には、祖父ジョンから1ゴールを決めるたびに1ポンド(約150円)をお小遣いとしてもらっていたが、次第にゴールの量産が止まらないチャーリーを見て冷や汗が止まらなくなっていた。これらのお小遣いはシーズンの終わりに試合数と得点数がかかれたカードと一緒にまとめて支払うものであり、ある年に145ポンド(約21,750円)を与えることになった際に、条件を変えたいう。以来、ハットトリックのたびに5ポンド(約750円)という条件になったが、チャーリーが1試合で2つのハットトリックを達成することは珍しくなかったため、父マーティンは冗談交じりに「土曜日に普通に仕事するよりも、父から多くの収入を得ていたよ!」と回想している。

彼が最初にトッププロのクラブでプレーすることになったのは、意外にもリヴァプールFCであり、クラブの育成センターで6ヶ月間を過ごしていた。その後、様々なクラブから練習参加の申し入れが来ていたが、父は断っており祖父ジョンが最も愛するクラブであるマンチェスター・ユナイテッドの下部組織にチャーリーを入団させることを決めている。父マーティンは息子が退団するまでの3~4年間をマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーコーチとして務めており、父にも指導を受けるようなアカデミー時代であった。

■2014-2020年(マンチェスター・シティ)

ユナイテッドでの生活も順調に進んでいたが、彼が9歳となった頃、母のアンドレアは息子に教育の重要性を説いていた。こうした教育熱心な母の意向もあり、ライバルクラブであるマンチェスター・シティが私立学校のセント・ビーズ・カレッジへの教育機会を提供していることを知ったことで、チャーリーをユナイテッドから退団させることを決断している。シティが才能を引き抜いたというよりは、両親の教育方針による転換であった。

彼はマンチェスター・シティのアカデミーに加入するや誰にも止められない活躍を見せており、クラブに在籍した約6~7年間で通算600ゴールを記録したという逸話を持っている。これは誇張された話ではなく、当時U14に所属していた際に満員のスタジアムの音響から「428ゴールを決めた」と発表されているため、正式な記録であった。マンチェスター・シティU15とイングランドU16の両方でプレーしていたシーズンには72試合で110得点38アシストを記録したことも明らかとなっている。2017年11月にはセルヒオ・アグエロがマンチェスター・シティにおける歴代最多得点数(178ゴール)を記念したセレモニーにも参加しており、アカデミーを代表するストライカーであることはクラブも大きく評価していた。

■2020-2021年(マンチェスター・ユナイテッド)

16歳となりマンチェスター・シティとのプロ契約を締結すると思われていたが、彼はそれを拒否(一説によるとU18での出場機会が限られていたことによるもの)。この選択を嗅ぎつけたのはユヴェントスとRBライプツィヒであり、密接に彼とのコミュニケーションを図っていたという。こうした争奪戦がありながらも、結果的に勝利したのは古巣であるマンチェスター・ユナイテッドとなり、約75万~80万ポンドの取引となったが幼い頃から愛するクラブに帰還した。

 
 
 
 
 
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ニール・ライアンが率いるマンチェスター・ユナイテッドU18の管轄になると、2020年10月に行われたU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)のダービー・カウンティU18戦にてデビュー。その試合でいきなり2得点を記録すると、2020年11月の1ヶ月間はゴールから遠ざかっていたが、12月からは驚異的なペースで得点を量産しており、第17節の古巣マンチェスター・シティ戦ではかつてのチームメイトを相手に全4得点を奪っていた(なお、1点はフェアプレーによる得点)。結果的にリーグ戦では21試合/24得点6アシストを収めているが、おしくも勝ち点1ポイント差でシティに優勝はさらわれており、チームのタイトルは逃すも個人としては得点王のタイトルを手にしている。初年度としては文句のつけようのないパフォーマンスを見せたことで、2021/22シーズンからはマンチェスター・ユナイテッドU23での活躍が期待されている。


代表歴            

イングランドU15~U16と順当にプレーしているが、新型コロナウイルス感染症の影響でユースカテゴリにおけるコンペティションが中断となっているため活動は制限されている。

移籍の噂           

マンチェスター・ユナイテッドとは2024年6月末までの契約を交わしており、当面はトップチームでのプレーを目標とするため移籍の可能性は低いだろう。ちなみにアディダス社とは2018年から6年契約を結んでおり、約100万ポンド以上の利益を得ているという。

プレースタイル        

得点力こそが正義と思わせるような感覚派のストライカーであり、幼い頃からゴールを奪い続けているため、どの位置で受けてもゴールへのイメージを明確に描いているようなタイプだ。右利きであるが祖父によって左足を強化していることもあり、左右両方で冷静に決めきるシュート精度を持っている。ペナルティキックからの得点が少ないことも評価できるほか、ストライカーとしてのエゴイズムを感じさせながらもしっかりチームメイトへのアシストも怠らない。182cmというフィジカルポテンシャルも備えているため、まだ17歳という年齢からもこれからさらに伸びることが予想されるだろう。

マンチェスター・ユナイテッドU18の指揮官であるニール・ライアンも「チャーリーは絶対的なキャラクターだ。」と称しており、時々生意気な少年であることを語りつつも自信を持たせたいと手綱をコントロールしている。父マーティンは息子の性格を「母親に似て普段はおとなしいが、ピッチに入ると人が変わるようにプレーする」と語っている。FAユースカップでの発言が小さく炎上をしていたこともあるが、若者らしい一面だ。