カステロ・ルケバ

選手紹介
名前カステロ・ルケバ(Castello Lukeba)
生年月日2002年12月17日
国籍/出身フランスリヨン)
身長184cm
ポジションCB
所属オリンピック・リヨン

※カステロ・ジュニア、カステッロ・ルケバとも表記される

辛抱強くプロへの準備を行っていたリヨンの防壁

プレー動画

経歴

■2002-2022年(幼年期~オリンピック・リヨン)

2002年にフランス南東部の主要都市であるリヨンに生まれた彼は、看護師の母親の下で育てられていた。父親の存在が言及されているものはなく、ユニフォームのネーム部分やSNSアカウントには『Castello Jr(カステロ・ジュニア)』と表記されていることからも、ルケバという名前に距離を置いているのが考察できるだろう。いわば、メンフィス・デパイのようなケースだ。

2009年よりオリンピック・サン=ジュニ=ラヴァル(通称:OSGLフットボール)にてキャリアを始めているが、当時の彼を指導していたモーリス・ジェネティエ氏によれば才能が開花する想像ができなかったという。周囲と比べても身長は小さく、弱々しい印象を持たれていた少年であったが、8歳のあるシーズンから徐々に上達し始めるとU11カテゴリでプレーする頃にはオリンピック・リヨンにスカウトされるまでに成長を遂げていた。

リヨンが彼の獲得を決めた理由には当時の武器であった足元の技術によるものではなく、彼の笑顔や礼儀正しさといった人間性を評価しており、11歳ぐらいの年代では自分自身が輝きたいと思うものだが、彼は自分だけでなく相手のことも考えているような少年であったという。

そんなリヨンの下部組織では持ち前の人間性によってリーダーシップとキャプテンシーを開発しているが、指導者にとっては早熟の要素がなかったとして時間をかけての育成が行われていた。自分よりも年下の選手が先にデビューする状況でも焦らず、2020年8月にフランス全国選手権2(フランス4部)でのシニアデビューを達成。2021/22シーズンよりプロ契約と共にトップチームへの昇格が決定した。

すると、2021年8月に開幕したリーグ・アン(フランス1部)のスタッド・ブレスト戦にてフル出場でのトップデビューを早々にて経験。しかし、第2節のSCOアンジェ戦でのパフォーマンスや最終ラインの見直しもあり、そこからの約3ヶ月半は思うような出場機会を得ることはなかった。

それでも彼にチャンスは訪れており、それがジェイソン・デナイヤーの離脱に伴う3バックへの転換によるものであった。3バックの1角として起用されるようになった彼は、そこで優れたパフォーマンスにて信頼と評価を勝ち取りながら、現在に至るまで自身のポジションを確立しているところだ。

代表歴

フランスの世代別代表としては15歳でデビューを果たしたフランスU17から始まっている。その後、COVID-19の影響によって活動が制限されているが、2021年10月にはフランスU20、2022年3月にはフランスU21に選出されるなど自国開催となるパリ・オリンピック(2024年)でチームを牽引する存在になることが期待されている。

移籍の噂

オリンピック・リヨンとは2025年6月末までの契約を交わしており、移籍に関する報道も現時点では報じられていない。市場価値は常に上昇傾向にあるため、移籍金としてもそれなりの金額を要することだろう。

プレースタイル

希少価値の高い左利きのセンターバックであり、現在のオリンピック・リヨンでは3バックの左側にて起用されている。地上での対人戦の強さに定評があり、危機察知能力や体の寄せ方、鋭い読みにて攻撃をシャットアウトすることを得意とする。身長は184cmとセンターバックとしてはサイズの小さな部類に分けられるが、滞空時間の長いヘディングも見せるなど身体能力でカバーすることも可能だ。

また、幼少期から際立っていた足元の技術によるビルドアップを得意とし、最終ラインから効果的なパスを継続的に通せる能力も大きな武器だ(加えてパス成功率は90.0%)。ピッチ内外ではこれまでのキャリアにて培ったリーダーシップやキャプテンシー、辛抱強い姿勢も評価されており、ピッチ上でもティーンエイジャーとは思えない冷静さが光っている。

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