名前 | ジュリアン・デュランヴィル(Julien Duranville) |
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生年月日 | 2006年5月5日 |
国籍/出身 | ベルギー |
身長 | 170cm |
ポジション | WG |
所属 | RSCアンデルレヒト |
※ジュリアン・デュランフィル、ジュランフィルとも表記されるだろう。
アンデルレヒトのビジョンを体現する若きエクレール(稲妻)
プレー動画
経歴
■2006-2021年(幼年期~アンデルレヒト)
『RSCA 2020-2025』という新たなコンパニ、ルカク、ティーレマンスの育成をプロジェクトとして掲げているRSCアンデルレヒト。既に2000~2002年生まれの下部組織出身の選手がトップチームでも出場するなかで、新たな黄金世代として注目を集めているのが2006年世代だ。ジュリアン・デュランヴィルは2006年世代の筆頭選手であり、U7カテゴリからアンデルレヒトには在籍している。ルーツを辿れば父親はコートジボワールの出身、母親はコンゴ人であるなど移民家系に育っており、最初に所属したクラブはブリュッセルにある1963年設立のFCブラックスターであった。ただ、U6カテゴリでわずかな時間を過ごした後に退団しているためフットボーラーとしての基盤を培ったのはアンデルレヒトだろう。
2019年には国際的にも権威のある『U13カップ・バッセフェルデ』の最優秀選手に選出されており、デパイやデ・ブライネ、ティーレマンスといった名選手も経由してきた大会で輝いていた。2020年はCOVID-19の影響もあり不完全燃焼に終わっているが、アンデルレヒトU16でも中心的な存在としてプレー。2021年5月には15歳でアンデルレヒトとプロ契約を締結しており、新たな2021/22シーズンはアンデルレヒトU17~U18でプレーする一方で、ユースカテゴリの最高到達点となるU21のトレーニングへの参加も想定されるなど、飛び級の可能性を感じさせている。
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代表歴
COVID-19の影響により世代別代表としてのキャリアは歩み始めていない。
移籍の噂
15歳の誕生日を迎えた2021年5月にアンデルレヒトと最初のプロ契約を締結した彼は、2024年6月末までの契約期間となっている。ちなみに普段使用している言語はフランス語だそうだ。また、憧れのクラブとしてFCバルセロナの名前をプロ契約時の動画では語っている。
プレースタイル
No.7とNo.11のポジション(両ウィング)を主戦場とした右利きの選手であり、『エクレール(稲妻)』というニックネームが付いているように爆発的なスピードが特徴的だ。予測不可能かつ例え理解したとしても簡単には止められないドリブルにてユースカテゴリを席巻しており、ゴール前でも冷静なフィニッシャーとして活躍できるなどアタッカーとしては申し分ない才能を持っているだろう。アンデルレヒトとのアカデミーディレクターを務めるジャン・キンダーマンも「絶対的な才能だ」と手放しで称賛しており、新たなジェレミー・ドクとしての注目を集めている。