ヴァレンティノ・リヴラメント

管理人推薦選手紹介
名前ヴァレンティノ・リヴラメント(Valentino Livramento)
生年月日2002年11月12日
国籍/出身イングランドロンドン)
身長182cm(推定)
ポジションSB/WG
所属チェルシー

※ティノ・リブラメントなどとも表記されるだろう

18歳ながら高品質なプレーを見せるチェルシーのエリート

プレー動画

経歴

■2002-2021年(幼年期~チェルシー)

ポルトガルとスコットランドにルーツを持ち、イギリス・ロンドン南部にあるクロイドン生まれた彼は、自宅の庭で兄弟と何時間もボールで遊んでいたことからサッカーへの興味が芽生えていた。自宅から車で5分のところにあり、最初に所属したラウンドショーではサンデーリーグと呼ばれるキッズサッカーにて自信をつけており、彼がサッカーに対する情熱を深めた場所だったという。叔父の影響でチェルシーが最高のクラブとして疑うことのなかったサッカー少年は、2011年頃にチェルシーU9に加入することで憧れのクラブでのプレーが始まっている。

初期キャリアはセンターバックでプレーしていたが、クリスティアーノ・ロナウドとルイス・フィーゴがアイドルだったことが影響し、シーズンの後半戦ではストライカーやウィンガーの攻撃的なポジションにてチームのトップスコアラーに輝くエピソードを持っているなど、攻撃的なスタイルはこの頃から形成されていた。12歳となった2014年12月、クリスマスの直前に開催された「Premier League Christmas Truce International Tour名前nt(U12)」ではルイス・ベイトらと共に決勝戦でパリ・サンジェルマンU12を破っての優勝を果たし、プレミアリーグ公式サイトでは彼の喜びのコメントが掲載されている。

2018年9月、U18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)のアーセナル戦にて15歳ながらU18カテゴリでのデビューを飾っており、翌月にはUEFAユースリーグ(U19)のモルデFK戦にてチーム内最年少ながらファウスティーノ・アンジョリンの先制点をアシスト。この活躍が認められると、2019年7月にはチェルシーとの奨学金契約を結び、2019/20シーズンはチェルシーU18に昇格することが決定した。言葉通り、開幕戦からU18カテゴリでプレーしていた彼だが、2019年11月のプレミアリーグ2(イングランドU23リーグ)ウォルヴァーハンプトン戦にてU23カテゴリでのデビューを果たし、フル出場の末に得点も奪う活躍でU18とU23を行き来するような生活となっていた。2019/20シーズンはFAユースカップにてマンチェスター・シティに敗れるも準優勝の功績を残している。

2020/21シーズンは18歳ながらチェルシーU23に昇格しており、FAユースカップといった主要大会でのプレーを除けばU23カテゴリの試合にメインで出場。プレミアリーグ2では2021年4月現在で20試合2得点6アシストを記録するなど、将来的なトップチーム昇格に向けて順調なキャリアを歩んでいるところだ。

代表歴

14歳でイングランドU15に選出されているように、彼は飛び級にて世代別代表をプレーし続けているエリートだ。イングランドU17でも主力として牽引していが、U17欧州選手権(本戦)は怪我の影響で離脱しており、復帰後はイングランドU19でのデビューも飾っているが、新型コロナウイルス感染症の影響があるなど世代別代表としての主要大会には出場していない。

移籍の噂

チェルシーとは2022年6月末までの契約を残しており、移籍の可能性は限りなく低いだろう。年齢的な部分を考慮すると2~3シーズン後にトップチームに定着することが目標となっているが、その間に過去の先人たちがそうしてきたようにレンタルにて期限付き移籍の旅に送り出されることも考えられる。

プレースタイル

4-4-2では右サイドバック、3バックが採用された試合では右ウィングバックとしてプレーしており、ボールを支配するような展開では常に高い位置取りで攻撃に厚みを加え、ショートカウンターからは馬力のある推進力でサイドを駆け上がり、精確なクロスから得点を演出することを得意とする攻撃志向の高いサイドバックだ。飛び級が当然のような扱いであったことから同じ年代のプレーヤーと比較しても安定的な品質を誇っており、無尽蔵なスタミナで90分を通した攻守の切り替えにも疲れ知らずな姿を見せており、この持久力と安定性はトップチームでプレーするに値するだろう。このほか、スピードに優れ、足元のテクニックも非凡なものを持っているなど総合的な佇まいには知性も感じさせている。

タイトルとURLをコピーしました