タオ・チャンロン(陶強龍)

選手紹介
名前タオ・チャンロン(Tao Qianglong)
生年月日2001年11月20日
国籍/出身中国フーヤン)
身長172cm
ポジションCF
所属河北華夏

国外からも注目を集める中国のエムバペ

プレー動画          

経歴             

■ 2001-2019年(幼年期~河北華夏)

中国は安徽省の都市、阜陽市(フーヤン)に生まれた彼は、首都北京をホームタウンとする北京中赫国安の下部組織で育ってきた経歴を持っている選手だ。わずか15歳で中国の17歳未満の選手権で活躍する存在であったが、2017年より現在の河北華夏に移籍。幼い頃から彼に多くのお金を費やしていただけに河北華夏からの金銭面を始めとする魅力的なオファーには拒否が出来なかったと回想した。2018年にはイギリスのガーディアン紙によって「ネクスト・ジェネレーション2018」の60名に選出され名前が広まると、2019年3月には中国スーパーリーグ2019(中国1部)の開幕戦となる深圳FCを相手にトップチームデビューを飾っている。第5節の重慶斯威戦ではプロ初ゴールとなる得点を記録し、17歳でチーム歴代最年少記録を樹立、現在も多くの出場機会を与えられるなど今後の成長に期待がかかる存在だ。

代表歴            

13歳からU-15中国代表でプレーしており、その後も常に各世代別代表に招集されている生粋のエリートだ。15歳でU-19でのデビューを飾っているように飛び級でのプレーが自然となっていた彼は、2019年8月16日にカタールワールドカップのアジア予選に向けたトレーニングメンバー35名に招集。中国代表を率いる名将マルチェロ・リッピとの直接的なコミュニケーションは少ないが、17歳の少年としては名誉な出来事となっている。

移籍の噂           

河北華夏とは2020年12月末までの契約を結んでいるとされている。

プレースタイル        

ストライカーの役割を求められている彼だが、実際には得点数など数字的な強さは持っていない。しかしながらエリア内での嗅覚や、落ち着き払ったボールコントロール、前へのスプリングなどから彼を中央で起用するに値する選手だとして評価を受けている。この他、多くのポジションへの適性を持っている彼のスタイルは中国を代表するストライカーであるウー・レイや中国のエムバペとして比較され、今後様々な一面で開花の可能性を秘めた逸材だ。

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