ソンチェ・ハンセン

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Nameソンチェ・ハンセン(Sontje Hansen)
Date of birth2002年5月18日
Place of birthオランダホールン)
Height173cm
PositionCF/WG
Current clubアヤックス

多くの可能性を秘めたアヤックスの有望株

プレー動画          

経歴             

■2002-2013年(幼年期~オールウェイズ・フォワード)

オランダ・北ホラント州のホールンに生まれた彼は、5歳の頃より近隣のズワーグにあるアマチュアクラブのHSVスポーツ1889にてキャリアをスタートさせている。カリブ海のキュラソー出身である母親のソナイーダは、シングルマザーとして子供らを育てており、決して裕福な家庭環境ではなかったという。兄のリッキー・ハンセン(2000)もサッカーの才能を持っており、二人の兄弟にサッカーを与えるための金銭的な余裕もなかったが、Leerged財団からの支援によってHSVスポーツ1889では5年間も在籍することができたと語っている。

その後、8歳になった2011年よりズワルウェン’30にて本格的なサッカーに触れると、1年足らずで彼の才能を見出したスカウティングによってオールウェイズ・フォワードというクラブに早い段階で切り替えると、そこでもまた卓越した能力にて注目を集めていた。そしてアヤックス・フットボールスクールでの短いインターンシップを経た彼は、2013年よりアヤックス・アムステルダムに加入を果たしている。その頃にはAZアルクマールでもインターンシップを行っていたというが、幼少期から憧れのアヤックスを選択することは当然の決断であった。

■2013-2020年(アヤックス)

11歳ながらアヤックスO13に配属されると、そう時間もかからずにメキメキと頭角を現しており、2017年4月にはAZアルクマールO17戦にてU17エールディヴィジ(オランダU17リーグ)でのデビューを飾っている。16歳の誕生日にアヤックスとプロ契約を締結すると、2017/2018シーズンはアヤックスO17として23試合・8得点の成績を残している。アヤックスでは同世代にブライアン・ブロビーが君臨していたこともあり、ウィンガーでの起用がメインとなっていたが2018/2019シーズンはアヤックスO19を中心に33試合・11得点を記録、2019年末からのヨング・アヤックスへの昇格が決定した。

2019年12月13日に行なわれたSCカンブールとのシニアデビュー戦でいきなりの初ゴールを奪うと、5日後のKNVBカップ2回戦のSCテルスター戦にてトップデビューも果たし、さらに4日後のADOデン・ハーグ戦ではユルゲン・エッケレンカンプに代わりエールディヴィジでのデビューも飾っている。コロナウイルス感染症の影響によりリーグ戦は打ち切りとなったが、ヨング・アヤックスとしては10試合で3得点・3アシストを記録した。

代表歴            

彼の名前が知れ渡るキッカケとなったのはオランダ世代別代表での活躍であり、オランダU15~U16を経たU17での活躍っぷりはまさに圧巻であった。2019年のU17欧州選手権では右ウィングとして全試合に出場しながらチーム大会連覇に大きく貢献し、U-17ワールドカップの出場権を手にしている。U-17ワールドカップではブライアン・ブロビーが負傷により出場できなかったことから、彼が急遽センターフォワードに抜擢されると、ベスト16ラウンドのナイジェリアU17戦でのハットトリックを含む7試合・6得点の活躍で大会得点王(ゴールデンブーツ)に輝いた。

移籍の噂           

アヤックスとは最初のプロ契約時に締結した2021年6月末までの契約を残している。彼に対してはマンチェスター・シティを始め、ユヴェントス、インテル、RBライプツィヒが獲得に向けて動いており、600万ユーロ程度の金額で購入できることから争奪戦が繰り広げられている。彼自身もInstagramでのライブ配信にてアヤックスでの計画がわからないと語り、契約期間が残っているものの移籍も視野に入れるようなことを匂わせたことで、移籍の線も無視できないものとなった。

プレースタイル        

センターフォワードとウィンガー、さらにはNo.10としての起用が可能であり、こうした攻撃的な汎用性が高い評価を受けている逸材だ。173cmの身長は最前線を張るには物足りないさが否めないことから、理想はウィンガーとしての成長が期待されている。優れたテクニックとドリブル、敏捷性を活かしながら得点力も備えているため、移籍先の噂にも上がっているマンチェスター・シティはセルヒオ・アグエロの後継者としても考えているのではないか。汎用性が高い選手であるため、言い換えるならば多くの可能性を秘めた存在であることから今後のチームスタイルに応じて様々な一面を覗かせてくれるはずだ。