名前 | パウロ・イアゴ(Paulo Iago) |
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生年月日 | 2007年4月10日 |
国籍/出身 | スペイン(マドリード) |
身長 | 1??cm |
ポジション | AMF |
所属 | レアル・マドリード |
創造性に溢れたラ・ファブリカの若きカリスマ
プレー動画
経歴
■2007-2020年(幼年期~レアル・マドリード)
スペインの首都マドリードに生まれた彼は、父のペペ・アルバレスも地域リーグなどでプレーした選手であり、6歳離れた兄のブレイスを含めた4人家族にて育っていた。グラスルーツ(草の根)クラブとして地元のADCパルケ・スレステにて4歳でキャリアを始めると、スケートボードで足を骨折したときでさえボールを蹴りたがるなど幼いながらもサッカーへの情熱を示していたという。骨折から完治した彼は元レアル・マドリードの選手であるロベルト・ロハスに見いだされアドピ・リバスに加入。その後はエストレージャ・デ・マドリードを経て、2014年より現在のレアル・マドリードの下部組織であるラ・ファブリカに加入した。
最年少のカテゴリとなるプレベンハミン(U7)からレアル・マドリードでのキャリアを始めると、1シーズンごとに昇格を重ねており、2019年12月までの公式戦では全カテゴリで最も多い156得点を記録。2019年6月にはラ・リーガ・プロミセス(U12)にて最大のライバルであるFCバルセロナを破り優勝を果たす(決勝点は彼の左足によるものであった)など、2007年世代では最重要人物として存在感を際立たせている。
そんな彼に対してはかつてカンテラで400ゴールを記録したとされているハビエル・ポルティージョを超えるような活躍が期待されており、2020/21シーズンはインファンティルA(U14)でのプレーとなるため、3~4年後には名前を聞く機会も増えるだろう。
代表歴
世代別代表の年齢に達していない。
移籍の噂
今後数年間の移籍は考えられない。
プレースタイル
記録として表れているような得点力が武器と一見思われる選手だが、実際は周囲の選手を活かしたチャンスメイクを得意とするクリエイティブな一面が際立つ存在だ。左利きながら両足を遜色ないレベルで使いこなせる技術を持ち、既にプレースキッカーとしても幾度となくゴールを演出するなどルカ・モドリッチを彷彿とさせている。13歳とは思えない広い視野を持ち、エリア内外での圧倒的な決定力とシュートセンス、1vs1でも華麗に抜き去るといった個性爆発の逸材に注目だ。これからの成長期において身長がどの程度成長するのかは不明だが、フィジカル面が危惧されることは当然だろう。