オスカル・アガ

名前 オスカル・アガ(Oscar Aga)
生年月日 2001年1月6日
国籍/出身 ノルウェーオスロ)
身長 180cm
ポジション CF
所属 グロルドIL

ノルウェー2部の弱小クラブで輝きを放つ上流階級のストライカー

※オスカー・アガとも表記されるだろう

プレー動画          

経歴             

■2001-2018年(幼年期~スターベク・フットボール)

彼の両親は共に名の知れた人物であり、父親のスティオン・ホールは児童文学作品(Le Ciel D’ANNA:アナの空)でノルウェーやフランスの権威ある賞を受賞している芸術家、母親のアナ=ビルギット・アガはリウマチを専門とする医者・研究者であるなど、小学校1年生の頃から幼なじみであった芸術家と医者の子供として首都オスロに誕生している。2歳年上の兄オッド=オラフ・アガ(1998年生)はノルウェー代表のバスケットボール選手であり、末っ子のオスムンド・アガ(2004年生)はスターベクの下部組織でゴールキーパーを務めるなど3兄弟の全員がアスリートとなっている。

当然だが家庭環境は裕福そのものであり、何不自由なくオスロのFKリン(現:リン1896FK)でサッカーを始めると、破産を経験した長い歴史を持つクラブで基本的なテクニックを培っていた。2016年よりオスロ郊外のスターベク・フットボールの下部組織に移ると、U15~U16を経て2018年シーズン頃からエリテセリエン(ノルウェー1部)に所属するトップチームの練習に帯同。ポストノルド=リガエン1部(ノルウェー3部)のリザーブチームをまずは主戦場とし、チームはリーグ最下位という弱さであったが彼の個人成績は21試合14得点というリーグ5位の数字で孤軍奮闘とも表現できるような活躍を見せている。2018年4月にはエリテセリエン第6節のSKブラン戦で17歳でのトップデビューを飾っているが、同シーズンは6試合(54分間)の出場機会で終了した。

 
 
 
 
 
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■2019-2021年(グロルドIL)

2019年シーズンよりトップチームに正式昇格を果たしているが、シーズン前半戦を終えた時点でわずか7試合の出場に留まるなど彼に与えられる時間は限りなく少なかった。それでもNM-カップの1回戦と2回戦では合計5得点を記録する得点力は見せており、こうした能力を隠さないようノルウェー3部のグロルドILに期限付き移籍にて加入。リーグ優勝をかけたクラブでは7試合2得点を奪い、最初の目標であったリーグ優勝&2部リーグへの昇格に貢献している。

2020年シーズンは非公開の移籍金でアデコリーガエン(ノルウェー2部)に昇格したグロルドILに完全移籍にて加入すると、COVID-19の影響で開幕は遅れているがリーグが開幕するとエースストライカーとして得点量産体制を形成し、27試合で15得点4アシストという成績を収めている。チームは昇格組として苦戦したが彼の活躍で降格圏内を土壇場で回避した13位の順位で終えるなど、彼の存在は非常に大きかっただろう。20歳となり成熟度が増した2021年シーズンは7試合連続ゴールを含む、開幕13試合で10得点と勢いは止まらず得点ランキングではトップを独走中だ(なお、チームは最下位に沈んでいる)。

代表歴            

2016年4月にオーストリアで開催された第13回デッレナツィオナーニ・トーナメントではノルウェーU15として参戦しており、日本U15戦での2得点を含む5試合で4得点とチームを牽引した。ノルウェーU16でも14試合9得点とエース格であり、ノルウェーU17でも信頼を得るなどグンナール・ハレが率いた世代では中心選手となっている。2019年2月にはノルウェーU18に招集されているが、以降は世代別代表の舞台に立っていない。

 
 
 
 
 
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移籍の噂           

ノルウェー2部で圧倒的な存在感を放っていることから、グロルドILとしても良いオファーを受けることは避けられないと移籍には容認的な構えだ。既にノルウェー1部のトロムソILを始めとする国内クラブからはオファーを受け取っているとされ、2021年8月の移籍期間にて活発な動きを見せるだろう。彼自身は海外への関心も高く、2018年12月にはウエストハム・ユナイテッドのトレーニングに参加し、2017年1月にはオールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドの試合を観戦するなどイギリスへの興味が顕著だ。

 
 
 
 
 
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プレースタイル        

類まれなシュートセンスを持った冷徹なフィニッシャーであり、1トップでの起用でありながらポジショニングをシャドーの位置に置くことで視覚外からフリーになる技術が光る存在だ。180cm/80kgの優れたボディバランスで難しい体勢や角度、エリアの外からもシュートを狙えるが、セットプレーを含めたヘディングでの得点は多くない。前線からの守備もいとわない献身的な動きや、ラストパスでもセンスを見せるなどノルウェー2部で彼を止めることは至難の業となっている。キッカケを得ることで予想だにしなかった地位に上り詰める可能性を感じさせている。