名前 | ノア・オハイオ(Noah Ohio) |
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生年月日 | 2003年1月16日 |
国籍/出身 | オランダ イングランド |
身長 | 185cm |
ポジション | CF |
所属 | RBライプツィヒ |
※ノア・オイオとも表記されるだろう(本人の発音もこちらが近い)
ライプツィヒでの飛躍を誓うゴールハンター
プレー動画
経歴
■2003-2019年(幼年期~マンチェスター・シティ)
ナイジェリア人の両親を持つ彼は、オランダにて生を受けている。オランダではエールステ・ディヴィジ(オランダ2部)に属するアルメレ・シティFCの下部組織で育っており、12歳までの期間を同クラブにて過ごしていた。当時から背が高く身体能力としてもずば抜け、国際トーナメントでリヴァプールからゴールを奪ったことから関心を集め、2015年(12歳)よりマンチェスター・ユナイテッドに加入すると共にイングランドでの生活が始まっている。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドでは1年間のみの在籍となり、2016/2017シーズンからはライバルであるマンチェスター・シティに移籍(ちなみに、この際にはメイソン・グリーンウッドに対しても接触していた)。シティでは2018年9月に15歳でU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)でのデビューを果たしており、ストーク・シティ戦では得点を奪うなど7試合で1得点/1アシストの成績を収めている。
飛び級で出場していた彼に対し、マンチェスター・シティは契約延長する意向を見せていたが、彼はこれを拒否。約4年間在籍したクラブへの感謝を自身のTwitter上で発信し、退団することが決定した。退団の大きな理由は不明だが、トップチームに昇格するための競争の部分でより早くプロとして活動したい意向があったとされている。
■2019-2020年(RBライプツィヒ)
シティを離れることが公となった彼には、イングランドからの積極的な引き抜きを行っているバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントを始めとするドイツ勢の他、オリンピック・リヨンやアヤックスも獲得に乗り出していたが、最終的にはRBライプツィヒを選択しドイツでの挑戦をスタートさせた。
ライプツィヒのU17カテゴリに加入すると、シーズン途中に筋肉系の負傷もあったがB-ユニオーレン(ドイツU17リーグ)では13試合の出場で10得点を奪う活躍を見せ、ドイツの舞台でも適応することを証明。2020/21シーズンからのU19昇格を決定させた。
そんなU19では、A-ユニオーレン(ドイツU19リーグ)において開幕から得点を量産しており、第4節のディナモ・ドレスデン戦ではハットトリックを記録するなどカップ戦も含めると5試合で6得点を記録している。既にトップチームのトレーニングにも帯同しており、本職のストライカーがゴールを量産できていない状況を考えると彼に白羽の矢が立つこともある得るのではないか。
代表歴
オランダ、イングランド、ナイジェリアの3ヶ国を代表できる選択権を持ち、オランダ代表としてはU15とU16でプレーしており、計7試合で6得点と代表でも持ち味の得点力を発揮している。また、2018年8月にはイングランドU16としても出場しているが、ライプツィヒに移籍した2019年夏以降は代表では活動しておらず、クラブを優先しているため代表については現時点で重要な問題ではないのだろう。
移籍の噂
イングランドを離れ、ライプツィヒでのキャリア形成を選択しているため、移籍については考えづらいだろう。そんなライプツィヒとは2020年6月末までの契約を残している。
プレースタイル
物理的な強さを持ったストライカーであり、前線でのタメを作りながら起点となるポストプレーヤーとしても優秀な存在だ。得意パターンとしては相手ディフェンダーを背中で受け、右に反転してからの利き足である左足でのシュートであり、ゴール前で泥臭いゴールも奪えるなど得点に飢えたモンスターだろう。これらの特徴からロメル・ルカクを彷彿とさせるという声も多い。