名前 | ニコラ・クルストヴィッチ(Nikola Krstovic) |
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生年月日 | 2000年4月5日 |
国籍/出身 | モンテネグロ |
身長 | 185cm |
ポジション | CF |
所属 | レッドスター・ベオグラード |
若くしてモンテネグロで結果を残す本格派ストライカー
プレー動画
経歴
■ 2000-2018年(幼年期~ゼタ・ゴルボヴツィ)
2000年、まだモンテネグロが旧ユーゴスラビアの一部であった頃、彼は誕生している。その後ユーゴスラビアが分裂し、さらにセルビアとモンテネグロが分離した2年後にあたる、8歳の頃よりキャリアをスタート。最初はゴールキーパーだったが、その後守備的なポジションを経て、現在の攻撃的なポジションに移っている。2014年からはモンテネグロのゴルボヴツィを本拠地に構える FKゼタ・ゴルボヴツィ のユースへと加入を果たし、着々と実力を蓄えつつあった。
2016年4月23日、プルヴァ・ツルノゴルスカ・フドバルスカ・リーガ(モンテネグロ1部リーグ) 第27節 FKイスクラ・ダニロヴグラード戦でデビュー。16歳と18日でのデビューはリーグ史上最年少出場記録となっており、15-16シーズンは4試合に出場した。翌16-17シーズンに入ると、第21節 FKイェディンストボ・ビエロ・ポリェ戦での初ゴール(2000年代に生まれた選手としてもリーグ史上初得点)を含む2得点を挙げて勢いに乗った彼は、その後の試合でもコンスタンスに点を重ね、19試合で7得点を記録。この勢いは17-18シーズンを迎えてもとどまるところを知らず、開幕戦からリーグ戦において全試合(36試合)に出場すると、13得点を挙げて18歳ながら得点ランキング3位に輝いている。
■ 2018-2019年(ゼタ・ゴルボヴツィ~レッドスター)
引き続きエースナンバーである『9番』を背負いシーズンを迎えると、第7節~第10節の4試合連続得点を記録するなど相変わらずの得点力を誇っていた。そんなシーズン途中となる2019年2月25日、隣国セルビアを代表する名門クラブ、レッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズダ)に2019-20シーズンより加入することが発表。18-19シーズンは期限付きでFKゼタ・ゴルボヴツィに残ることになった彼は、第22節のFKムラドスト・ポドゴリツァ戦で約4ヶ月ぶりの得点を記録し、復調の兆しを見せている。
代表歴
U17~U21のすべての世代別代表としてモンテネグロを代表している。
移籍の噂
2019-2020シーズンからの加入が決まっているレッドスター・ベオグラードとの契約期間は2023年6月末までだ。セルビアでの活躍次第では早期のステップアップも見込めるだろう。レッドスターへの加入前にはパルチザン・ベオグラード、アンデルレヒト、パレルモ、ウディネーゼからの関心が伝えられており、移籍したいまも今後の動向を追っていくことは明確だが、彼自身はFCバルセロナへの憧れを公言している。
Novi fudbaler Crvene zvezde je talentovani, 18-godišnji napadač Nikola Krstović.
Visoki centarfor rođen 2000. godine ostaće u Zeti narednih šest meseci, a onda će se priključiti crveno-belima.
🔴⚪#fkcz pic.twitter.com/gzMCHFrmn3
— FK Crvena zvezda (@crvenazvezdafk) 2019年2月25日
プレースタイル
185cmの身長を有した本格派のストライカー。既に18歳ながらFKゼタ・ゴルボヴツィで80試合以上に出場し、30得点を記録しているなど得点力の高さは指折りだ。好きな選手はズラタン・イブラヒモビッチとロベルト・レヴァンドフスキと語っており、彼らのプレースタイルからは多くの影響を受けているという。モンテネグロ国内では、同国を代表するレジェンド「ミルコ・ヴチニッチ」の後継者として期待する声も大きい。