名前 | ニコラス・ゴンザレス(Nicolás González) |
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生年月日 | 1998年4月6日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(ベレン・デ・エスコバル) |
身長 | 180cm |
ポジション | CF |
所属 | VfBシュトゥットガルト |
ドイツにて欧州での初挑戦となる期待のアルヘンアタッカー
プレー動画
経歴
ブエノスアイレス州のベレン・デ・エスコバルという町で生まれた彼は、地元のスポルティボ・エスコバルにてキャリアをスタートさせている。 その後、クラブ・ベレンにてプレーしていた彼に対してはリーベル・プレートやCAプラテンセなどのクラブが関心を示していたが、2005~6年よりマラドーナやリケルメを始め数多くのレジェンドプレイヤーを輩出したアルヘンティノス・ジュニアーズのアカデミーへと加入することを選択した。アルヘンティノスのユースでは約10年を過ごし評価を高めている。
そして迎えた2016-2017年シーズン。18歳となった彼は、当時プリメーラB(アルゼンチン2部リーグ)で戦っていたトップチームへの昇格をすると、開幕戦のサン・マルティンとの試合において先発出場でプロデビュー+フル出場を果たし大きな期待を受けている。その後も1年目ながら多くの出場機会を得た彼は、第29節のアトレティコ・パラナでの初ゴールを含む、リーグ戦20試合に出場し4得点の記録を残すこととなった。チームとしてもリーグ優勝となったことで翌シーズンの1部リーグ復帰を成し遂げている。
プリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部リーグ)初挑戦となった2017-2018年シーズン、自身の価値を更に高める活躍を残すことになる。特筆すべきはシーズン序盤の成績であり、開幕から6試合で4得点と予想だにしない結果を残したのだ。あまりにも出来すぎたスタートであり一過性のものだとも言われていたが、その後もコンスタントに点を取り続け、結果的にはリーグ戦24試合で7得点と好成績を収めている。
そうした活躍を残した彼に対して、欧州のクラブからも熱視線を受けており、インテルを始めセリエAのクラブが積極的にアプローチをしていたが、2018年7月10日、ドイツのVfBシュトゥットガルトと5年契約で移籍を果たした。そして加入からわずか8日後のFVイッラーティッセンとの親善試合で非公式ながらデビューを果たし、その試合で2得点を決めるなど期待を裏切らない活躍を残しサポーターの心を掴んだ。こうした活躍を経て臨んだシーズンを迎えると、ブンデスリーガ第1節の1.FSVマインツとの試合にてドイツでの初出場を果たした。チームは現在未勝利ではあるが、今後彼の活躍がチームの躍進に不可欠なものとなるだろう。
代表歴
世代別代表としてのキャリアは不明。
移籍の噂
移籍をしたばかりであり、シュトゥットガルトとの契約は2023年夏までと長く残されているため移籍は考えづらい。活躍度合いによっては多額の移籍金にてビッグクラブへの引き抜き、逆の成績だと他のクラブへのレンタル移籍に貸し出される可能性もあるため今後の成績動向によって変化が激しくなりそうだ。
プレースタイル
本職はセンターフォワードとされているが、ウィンガーとしてプレーすることも多い。 ゴール前でのポジショニング、決定力に定評があり、かつて彼を教えていたコーチは彼を「マリオ・ケンペス」を彷彿とさせる選手とも語っている。