名前 | マタイス・デ・リフト(Matthijs de Ligt) |
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生年月日 | 1999年8月12日 |
国籍/出身 | オランダ(ライデンドルプ) |
身長 | 188cm |
ポジション | CB |
所属 | アヤックス → ユベントス |
アヤックス、そしてオランダ代表を背負う若きキャプテン
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経歴
ライデンドルフにて生を受けた彼は、FCアップカウデにてサッカーを始めている。その後、9歳で現在のアヤックスのアカデミーへ入団し、順調に成長を続けた。ABN AMROカップ、コパ・アムステルダムなど数々のユース世代の大会において優秀選手に選出されており、2015年9月にアヤックスと最初に契約を交わした。16歳の頃には既にU-19リーグで出場をしており、2015-2016年シーズンではアヤックスU-19のメンバーとしてUEFAユースリーグのベスト8進出等に貢献をした。
2016-2017年シーズンはヤング・アヤックス(Bチーム)に昇格をする傍ら、トップチームのトレーニングにも数回参加しており、オーストリアでのキャンプにも帯同をしている。その際、FCリーフェリングとの親善試合にも出場しており、非公式ながらトップチームでの出場を果たした。こうした出来事を経て臨んだシーズン序盤は、ヤング・アヤックスの不動のセンターバックとして17試合に出場をしており、この活躍から2016年9月のウィレムⅡとのカップ戦にてトップチームデビュー。また、エールディヴィジ第14節、ヘーレンフェーンとの試合にてトップリーグデビューを果たすなど、シーズン後半からはトップチームにて出場を重ねた。
2017-2018年シーズンからはトップチームにおける不動の地位をものにし、リーグ戦33試合の出場を含む39試合に出場を果たした。そして、2018年3月のヘーレンフェーンとのリーグ戦ではわずか18歳ながらチームキャプテンとして出場をするなど若くしてチームを統率する存在に成長している。2018-2019年シーズンからは正式に彼がチームのキャプテンに任命されており、さらなる進化を遂げるだろう。
代表歴
オランダU-15、U-16、U-17、U-19と各世代代表に名を連ねるエリートであり、2017年3月のブルガリアとのワールドカップ予選にてA代表をデビューを果たした。2018年ワールドカップの出場権を逃したオランダ代表において、チームの復権を担う存在として牽引していくだろう。
移籍の噂
彼に対してはFCバルセロナとバイエルン・ミュンヘンが積極的に獲得に動いており、具合的に4000万ユーロと6500万ユーロのオファーが伝えられたがアヤックスがそれを断っている。彼もまたアヤックスのキャプテンとしての責任感を重じ、早々の移籍へ靡くことはまだないだろう。
プレースタイル
両足ともに使え、188cmのフィジカルを武器に対人戦も強く、またパスセンスにも秀でているなど若きセンターバックとしては完成されすぎた逸材として知られる。また、前述の通りキャプテンシーも備えており、ディフェンスリーダーとして申し分のない能力の持ち主だ。