名前 | マリウス・ムアンディルマジ(Marius Mouandilmadji) |
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生年月日 | 1998年1月22日 |
国籍/出身 | チャド(ドバ) |
身長 | 182cm |
ポジション | CF |
所属 | FCポルト |
突如現れた謎のチャドのストライカー
プレー動画
経歴
彼はチャドのドバという地域で生まれ育った選手だ。幼年期のキャリアは不明だが、プロキャリアをスタートさせたのはチャドのガゼルFCである。ガゼルFCでは1年間の在籍だったが、20得点を決めてシーズンを終えている。2018年シーズンに入るとカメルーンの名門クラブであるコトンスポール・ガルアへ移籍を果たした。カメルーンでの彼はリーグ戦での優勝に貢献する24試合18得点の記録を残し、最優秀選手に選出されるなど充実したシーズンを過ごした。
そんな彼は、2018年7月にFCポルトへ移籍を果たすこととなった。当初、Bチームでのプレーを想定されていた彼だが、トップチームの監督であるセルジオ・コンセイソンがプレシーズンキャンプに帯同させている。すると2018-2019年シーズンの開幕戦であるチャベスとの試合で後半36分からの出場だったが、デビューを果たすと後半43分にチームの5点目となるゴールを決め、結果を残している。限られた出場機会になることは予想されるが、頼れるジョーカーになることが期待される逸材だ。
代表歴
長年の内戦状態によってインフラ設備が整っていなかったチャドにおいて、代表歴は不明なものとなっている。代表チームへに貢献したい気持ちもあるだろうが、まずはポルトでのシーズンを重視するものだと思われる。チャド国内に明るい話題を提供してくれる選手になってほしいところだ。
移籍の噂
コトンスポールでは、フランスのナントからの関心もあったが、結果的にFCポルトへと移籍をしている。同じくコトンスポール出身で、同じポジションのヴァンサン・アブバカルの存在も大きいはずだ。今後は5大リーグのビッグクラブに移籍する可能性も大いに期待できるが、中国やアラビア地域などに移籍する可能性も高いと思われる。金銭か、名誉か、彼がどれを選択しても尊重すべき決断だろう。
プレースタイル
高い決定力を武器にゴールを量産する本格派のストライカーと言えるだろう。多くのアフリカ系のストライカーに代表されるように、彼もまたその中に数えられていく逸材だ。