マンフレド・ウガルデ

選手紹介
名前マンフレド・ウガルデ(Manfred Ugalde)
生年月日2002年5月25日
国籍/出身コスタリカエレディア)
身長171cm
ポジションCF
所属デポルティボ・サプリサ

※マンフレッド・ウガルデとも表記されるだろう

ヨーロッパ進出が目前に迫るコスタリカの神童

プレー動画

経歴

■2002-2020年(幼年期~サプリサ)

コスタリカの首都サンホセから北に10kmの位置にあるエレディアに生まれ、7人兄弟の第2子として育てられた。細かな幼年期の記述は少ないがサプリサのトレーニング施設である「CES」にて多くの時間を過ごしており、2019年よりデポルティボ・サプリサのトップチームへの昇格を果たしている。2019年1月13日に行なわれたプリメーラ・ディビシオン(コスタリカ1部)後期の開幕節となるリモンFC戦にて16歳でのトップデビューを飾ると、同試合では後半ロスタイムに値千金の同点弾を記録。2018/2019シーズンはこのデビュー戦を含む7試合に出場した。

2019/2020シーズンに入ると本格的なブレイクを遂げ、リーグ戦では第19節のリモンFC戦でのハットトリックを含む24試合で11得点を記録する活躍を残している。2019年8月から行なわれたCONCACAFリーグでは8試合4得点を記録し、クラブの初優勝(CONCACAFチャンピオンズリーグへの出場権)と個人では同大会の最優秀若手選手に選出された。同シーズンを通して36試合15得点という17歳の年齢を考えると、トップリーグの舞台としては世界中を見渡しても特出した得点数であるため大きな注目を集めている。

代表歴

2018年からコスタリカサッカー協会のテクニカルディレクターを務めるクリスティアン・サロモンの目に留まり、コスタリカU15・U17・U23に招集を受けた。2020年2月にはリーグ戦での活躍から飛び級にてコスタリカA代表に選出され、アメリカ代表との試合にてフル代表デビューを飾っている。

移籍の噂

コスタリカ国内での活躍はヨーロッパのクラブも既に着目しており、数多くのクラブからの問い合わせが届いている。彼の代理人を務めるクルト・モルシンク氏と3月初旬にヨーロッパに渡っており、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、イタリアに滞在しながらベンフィカとウディネーゼではインターンシップを行ったという。これらの出来事を総括してコスタリカの現地メディアはベルギーのクラブ・ブルッヘが最も移籍先に近いと報じているが、コロナウイルスの影響や彼の国際移籍が解禁される18歳の誕生日(2020年5月25日)までは進捗はないとクルト・モルシンク氏は明言している。いずれにせよ今夏でのヨーロッパへの挑戦は既定路線にあるため、注目すべきだ。

プレースタイル

171cmと小柄なストライカーではあるが、一瞬のスキをついた裏への抜け出しやなど駆け引きの上手さで得点を量産することを得意としている。かつてコスタリカの宝石として注目を集めたジョエル・キャンベルのケースがあるため、懐疑的な声もあるが、勤勉なプレーヤーで生粋のリーダー気質であることも彼の持ち味であるため意識の違いでケイラー・ナバスのような成功の道筋を歩むことも期待される。

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