マリック・サノゴ

選手紹介
名前マリック・サノゴ(Malick Sanogo)
生年月日2004年6月30日
国籍/出身アメリカニューヨーク)
身長185cm
ポジションCF
所属ウニオン・ベルリン

父譲りの才能を受け継いだディ・アイザネンのストライカー

プレー動画          

経歴             

■2004-2020年(幼年期~ウニオン・ベルリン)

彼の父親はドイツ・ブンデスリーガを中心に活躍した元コートジボワール代表のブバカル・サノゴであり、サノゴ家の長男としてアメリカのニューヨーク市にて誕生した。当時の父が所属していたのはアラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインということから、なぜ息子である彼がアメリカ生まれとなっているのかの経緯は現時点で不明となっている。

そんなアメリカ生まれの彼だが、父が1.FCカイザースラウテルンに移籍した2005年からはドイツでの生活が始まっており、3歳からストリートでボールを蹴りながら父の指導を受けていたという。最初のクラブとなったのはヴェルダー・ブレーメンであり6歳から所属すると、既に父はフランスのサンテティエンヌに移籍していたが母親と兄弟とともにドイツでの生活を継続していた。

その後、2012年より父がエネルギー・コットブスでの移籍を機にドイツへ戻ると、彼自身もエネルギー・コットブスの下部組織に加入し、レフトウィンガーとして父譲りの才能を見せつけていた。2014年からは父がUAE、インド、インドネシアといったアジアのクラブを転々としているが、特にドイツでの生活に変化はなかったという。

■201?~2020年(ウニオン・ベルリン)

いつからか現在のウニオン・ベルリンに移籍した彼は、2019/20シーズンよりU17カテゴリに昇格。Bユニオーレン・ブンデスリーガ(ドイツU17リーグ)では、15歳ながらチームのエースストライカーとして21試合で16得点/7アシストの成績を残すと、地域リーグでは8位にて終えているが個人としては得点ランキングの2位につけるパフォーマンスであった。2019年10月からは父もウニオン・ベルリンのユーストレーナーに就任しており、実際に父の指導を受けているなど今後の成長が期待されている。

代表歴            

彼がフル代表として選択できるのは生誕国となるアメリカ合衆国、父も代表でプレーしたコートジボワール、そして多くの時間を過ごしているドイツの3ヶ国であり、彼自身も難しい選択として決めあぐねているという。2018年からはドイツの世代別代表に招集されるも、VAVEL(ニュースサイト)でのインタビューや自身のInstagramなどにてアメリカ代表入りを希望していることが明らかになるなど話題を提供中だ。

移籍の噂           

ウニオン・ベルリンとの契約期間は明らかとなっていないが、16歳の誕生日は既に迎えていることもあり近いうちにプロ契約を交わすことだろう。彼の憧れはクリスティアーノ・ロナウドであり(背番号も7を好んでいる)、憧れのクラブもレアル・マドリードとなっている。

プレースタイル        

父親と同じく本格派のストライカーであり、185cmの恵まれたフィジカルを生かした空中戦の強さや爆発的なスピードによる裏への抜け出しといった武器で得点を重ねている。2020/21シーズンはU17カテゴリとなっているが、もはやAユニオーレン・ブンデスリーガ(ドイツU19リーグ)でもプレーできる完成度は持っているため飛び級にて昇格していくことだろう。

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