名前 | マラング・サール(Malang Sarr) |
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生年月日 | 1999年1月23日 |
国籍/出身 | フランス(ニース) |
身長 | 182cm |
ポジション | CB/LSB |
所属 | OGCニース |
起用方法で伸び悩み気味だが復活が望まれる逸材
プレー動画
経歴
フランスのニースで生まれた彼は、6歳で地元のOGCニースに入団して以来、ニースのみでプレーをしているクラブ一筋の選手だ。アカデミーにて約12年間を過ごした彼は、2016-2017年シーズンよりトップチームに昇格をすると、開幕戦であるスタッド・レンヌとの試合にてリーグアンデビューを果たした。
開幕からフル出場にてチームの主力となった彼は、第23節まですべての試合に出場をするなどニースの躍進に大きく貢献をした。結果的に同シーズンのリーグ戦では27試合に出場をし、1得点1アシストの記録となっている。またニースは3位で終えており、失点数36もまた3番めに少ない数値となり、彼の貢献度が伺える。一方で同シーズンではヨーロッパリーグの舞台も経験しており、グループリーグにて出場した4試合において計10失点とほろ苦い内容となった。
2017-2018年シーズンはチャンピオンズリーグの予選からスタートする。予選では本職のセンターバックではなく、左のサイドバックとしての出場であった。リーグ戦でも開幕節と第2節では左サイドバックとしての起用となるが、チームの成績は振るわず、第17節からは本職のセンターバックに戻っている。その後は先発であったり、ベンチで戦況を見つめたりと、不動のポジションに定着することは出来なかったが、結果的にシーズンを29試合に出場をすることで終えた。
2018-2019年シーズンにおいても、開幕節であるスタッド・ランスとの試合でも起用はされず、昨シーズンに引き続き少し不安の残るスタートとなっている…
代表歴
2014年からフランスU-16としてプレーをしており、各世代別代表に招集をされている。U-17、U-18、U-19ではキャプテンとしてチームを牽引する試合も見られる。現在はU-19とU-21にて招集を受けている。
移籍の噂
昨年にはチェルシー、バルセロナ、レアル・マドリード、アーセナルといったビッグクラブからの関心が伝えられている。ニースとの契約は2021年までとなっており、違約金は3600万ポンドとも言われるなどクラブは放出に一定額を望んでいる。現在、やや伸び悩んでいる印象のある彼に対して、この金額を出すクラブは本当の意味で彼の才能を伸ばすことのできるクラブだろう。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | チェルシー | フリー |
2020-21 | FCポルト | on loan |
プレースタイル
182cmとセンターバックとしてはやや物足りない身長だが、それを補う危機察知能力が魅力的であり、身体能力が高いことで空中戦の強さもあり、しばし同じ身長のサミュエル・ウンティティと比較される。左サイドバックでの起用によって若干ポジショニングに不安を抱えており、出場機会に恵まれていないが、どのポジションを適正としてプレーをするのかに注目だ。