名前 | ルイス・ジュニオール(Luiz Júnior) |
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生年月日 | 2001年1月14日 |
国籍/出身 | ブラジル(ピークス) |
身長 | 192cm |
ポジション | GK |
所属 | FCファマリカン |
ルイス・ルシオとも表記されるだろう。
ファマリカンで充実した時間を過ごしているブラジルの新星GK
プレー動画
経歴
ルイス・ルシオ・ヘイス・ジュニオールこと『ルイス・ジュニオール』と呼ばれる彼は、ブラジル北東部のピアウイ州ピークスにて生まれている。家族構成や幼年期のキャリアについての記述はほとんど見られず、最も古いデータは16歳であった2017年当時のことであり、カンピオナート・パウリスタ2部(ブラジル4部相当)のCAディアデマ(現在はCADリベイラン・ピレス)に所属していた。同クラブでは16歳ながらSub17(17歳未満)のカテゴリでプレーしており、サンパウロ州内においては一定の強さを誇っていたチームを牽引していたという。
2019年よりカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)に属するミラソウFCに加入しており、Sub19(19歳未満)の6試合に出場。ミラソウでのプレー期間は短く、2019年夏には投資家のイダン・オフェル(投資会社:クアントゥム・パシフィック・グループの代表)がオーナーとなったことで豊富な資金力を手にしたFCファマリカン(ポルトガル1部)に加入しており、2019/20シーズンはU19/U23にて出場している(25試合/21失点の成績であった)。
2020/21シーズンはラファエル・デフェンディが去って空席となっていた守護神の座を争うべくトップチームに昇格。開幕から数試合はイヴァン・ズロビンとヴァナ・アウヴェスが交互に起用されるなど模索されていたなかで、リーガNOS(ポルトガル1部)第8節のパソス・デ・フェレイラ戦にて彼はトップデビューと共に定位置を掴むためのチャンスを与えられていた。デビューから4試合連続で出場するも2分2敗(5失点)と成績は振るわず、一時的にリザーブチームに下げられていたが、第16節のCDナシオナル戦にて再び出場。以降は正守護神の座をシーズンを終えるまで譲っておらず、結果的にデビューイヤーではカップ戦も含めた25試合に出場、29失点と10試合でのクリーンシートの活躍を見せている。
代表歴
ブラジルU20での招集歴を持っている。
移籍の噂
FCファマリカンとは新たに2026年6月末までの長期契約を交わしているが、20歳でポルトガル1部での出場機会を得ていることから近い将来に様々なクラブから関心を集めるだろう。既にSLベンフィカは彼をチェックしているという。彼を補佐する代理店はファビーニョ(リヴァプール)やジェジエウ(川崎フロンターレ)をクライアントに持つ『D20スポーツ』だ。
プレースタイル
192cmの恵まれた身長を武器に広い守備範囲でゴールマウスを守る。至近距離でのシュートストップを得意とし、セットプレーでの予測がしづらいシュートやペナルティキックも止めるなどビッグセーブでチームに勢いをもたらしている。試合前は自信を適度に持つことを重視しており、過剰な自信を持つことで良くない影響を与えるということを20歳にして理解するなど周囲のチームメイトから多くの影響が与えられていた。