名前 | ルアン・カンディド(Luan Cândido) |
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生年月日 | 2001年2月2日 |
国籍/出身 | ブラジル(ウバ) |
身長 | 184cm |
ポジション | LSB |
所属 | SEパルメイラス → RBライプツィヒ |
※ルアン・カンジド、ルアン・キャンディド、ルアン・キャンディードとも表記される
トップチームを経ずにライプツィヒへと渡ったブラジルの新鋭サイドバック
プレー動画
経歴
■ 2001-2018年(幼年期~SEパルメイラス)
ブラジル南東部の広大なミナスジェライス州の町、ウバで生まれた彼は、地元のCEウバエンセからSEパルメイラスの下部組織へと移った経歴を持っている。パルメイラスではU-15チームから始まり、2016年シーズンは25試合で13得点を記録。その後も16歳ながらU-17チームでプレーしていた彼は、2018年シーズンに入るとパルメイラスのU-20を主戦場とするまでに成長を遂げる。U-20では主力選手としてカンピオナート・パウリスタU-20、カンピオナート・ブラジレイロU-20、コパRS U-20の3冠に貢献し、シーズンを通してはU-20として30試合に出場し、10得点を記録している。この活躍からパルメイラスのトップチームにも帯同するようになり、いくつかの試合でベンチ入りを果たすが、トップデビューには至っていない。
■ 2019年(RBライプツィヒ)
2019年3月、ドイツのRBライプツィヒに2023年夏までの4年契約で加入することが発表された。
代表歴
ブラジルU-15から世代別代表としてのキャリアを始めた彼は、16歳ながら2017年U-17ワールドカップにメンバー入りを果たすと、ドイツU-17戦など3試合に出場。2018年からは飛び級にてブラジルU-20に選出され始めた彼は、U-20南米選手権の後半から主力に定着するも、チームはU-20ワールドカップへの出場権を逃すという苦い経験となった。
移籍の噂
2019年3月、ドイツのRBライプツィヒに移籍することが発表され、2019年夏からの加入となった。移籍金は800万ユーロと伝えられているが、彼がライプツィヒで5試合に出場することでさらに200万ユーロが支払われる契約内容となっているため、最大1000万ユーロでの移籍となるだろう。また、パルメイラスは将来的な移籍に対する15%の権利を保有している。パルメイラスでのトップデビューも飾っていない選手に対しての金額としては異例と言えるだろう。そんなRBライプツィヒとの契約期間は2023年夏までとなっている。
プレースタイル
左サイドバックを主戦場とするも、左サイドであればサイドハーフもこなすことのできる器用な面を備え持つ。攻撃的なサイドバックとしての実力に定評があり、高い足下の技術の他に、スピード、クロス、シュートなども高いレベルにある多くの才能を持った選手だ。また、フィジカル面でも184cmというサイドバックにしては恵まれた体格を持っているため、長い手足のリーチを活かした対人戦にも強いなど抜け目はない。