ルイ・シブリー

選手紹介
名前ルイ・シブリー(Louie Sibley)
生年月日2001年9月13日
国籍/出身イングランドバーミンガム)
身長180cm
ポジションCMF/AMF
所属ダービー・カウンティ

ハットトリックで名前を轟かせたダービー黄金世代の至宝

プレー動画          

経歴             

■2001-2020年(幼年期~ダービー)

イングランドのウェスト・ミッドランズに属するバーミンガムに生まれた彼は、U-8の頃からダービー・カウンティのアカデミーで育てられた選手であり、現在に至るまでの10年以上の期間を同クラブにて過ごしている。彼も含めたダービー・カウンティの2000年~2001年世代は部類の強さを誇った黄金世代とされており、マックス・バード(2000)やジェイソン・ナイト(2001)、モーガン・ウィテカー(2001)らは既にトップチームでも定期的に出場機会を得ているなど間違いなく才能が結集したチームであった。

そんな彼らに負けず劣らずの才能を持っていた彼は、2017年4月に15歳の若さでダービーU18でのデビューを飾っており、デビュー戦となったアストン・ヴィラU18を相手にはわずか2分の出場時間で同点ゴールを記録したことでも知られている。2017/2018シーズンにはダービーU18の出力に定着し、さらにはダービーU23でのプレー機会も与えられながら同シーズンにおいてのアカデミー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる評価をクラブから与えられた。

2018/2019シーズンはプレミアリーグ2(イングランドU23リーグ)を中心に出場を重ねていたが、ダービーU18がU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)においてリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティを抑えての地区リーグ優勝を果たしたことで、ファイナルステージの制覇に向けてのメンバーとして彼に白羽の矢が立っていた。悲願の初優勝のためにカテゴリを問わずに対象年代となる選手を集結させたダービーU18は、ファイナルステージのアーセナルU18戦にて大量5得点での圧倒的な強さにて初タイトルを手にしている。

これらの貢献度から彼を始めとする黄金世代の面々は次々にトップデビューを飾っており、彼もまた2019年8月13日に行なわれたEFLカップのスカンソープ・ユナイテッド戦にてデビューを果たしている。2019年12月に初めてチャンピオンシップ(イングランド2部)の舞台を経験し、第37節のブラックバーンを相手にはプロ初ゴールを記録した。そしてコロナウイルス感染症から再開を迎えた第38節のミルウォールFCを相手には衝撃的なハットトリックを記録し、フィリップ・コクーの元で鮮烈な印象を与えている。

代表歴            

イングランドの世代別代表としては、不動のレギュラーとは言えないまでもイングランドU17~U19に飛び級にて招集を受けている。

移籍の噂           

2018/2019シーズンの始めにトレーニング契約を結んで以降は契約形態について明らかになっておらず、契約期間も不明だ。The Sunでは2020年3月にプレミアリーグのクラブが彼の動向を追っていると報じ、深刻な経営難に陥っているダービー・カウンティが彼を含めたアカデミー産の選手の売却に応じるのか注目すべきだと分析している。

プレースタイル        

中盤であれば位置を問わず、さらには左サイドバックとしても起用が可能なプレーヤーだ。彼がチャンピオンシップで出場した試合におけるパス成功率は85%に近いデータであり、ミルウォール戦でのハットトリックを含む決定力の高さなど18歳としては素晴らしい成績を残している。ダイナミックなドリブルとミドルレンジからの強烈なシュート、守備では体を張ったボール奪取力が光るなど多岐にわたるプレースタイルで攻守に貢献度が高い。

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