名前 | クリスチャン・トルストベット(Kristian Thorstvedt) |
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生年月日 | 1999年3月13日 |
国籍/出身 | ノルウェー(スタヴァンゲル) |
身長 | 189cm |
ポジション | CMF |
所属 | バイキングFK → KRCヘンク |
偉大なる父の遺伝子を引き継いだバイキングの超新星
プレー動画
■ 2018年
■ 2019年
経歴
■ 1999-2018年(幼年期~バイキングFK)
彼の父はノルウェー史上最高のゴールキーパーとして知られる「エリク・トルストベット」であり、そんな父の下でノルウェー北海沿岸の湾岸都市 スタヴァンゲル に生を受けている。父の影響もあり地元を本拠地に構えるバイキングFKのアカデミーに加入しているが、14歳の頃にノルウェー東部に引っ越したこともありスターベクIFのユースに移籍。そのスターベクIFでは4部リーグに所属するリザーブチームでプレーするなど充実した時間を過ごした彼は、2018年シーズンを迎える前に古巣であるバイキングFKに復帰することが発表され、そのままトップチームへの昇格を果たしている。
2018年シーズンのバイキングFKはアデコリーガン(ノルウェー2部)に所属しており、彼もまたプロ選手のキャリアを2部リーグから始めることになると、2018年4月10日のアデコリーガン第2節 ミェンダーレンIF戦にてトップデビューを飾っている。すると第3節のトロムセーUIL戦では初アシスト、第4節のオサネ・フットボール戦はプロ初ゴールを記録し、一気にチームに欠かせない存在として定着。彼のパフォーマンスはシーズンを通して落ちることもなく、結果的にプロ初シーズンを25試合9得点4アシストの成績を収め、アデコリーガンの年間最優秀若手選手に選ばれ、チームとしてもリーグ優勝およびエリテセリエン(ノルウェー1部)に昇格を決めるなど充実したシーズンとなった。
■ 2019年(バイキングFK)
2部リーグでの年間最優秀若手選手に輝いた彼の勢いは、エリテセリエンの舞台でも継続しており、第2節のトロムソIL戦ではいきなり2得点を記録した。昇格組のバイキングFKを牽引するように第12節までを終えた時点で11試合に出場し6得点2アシストと、エリテセリエンでも実力が通用することを証明した。シーズン途中ながら夏の移籍市場の対象であることからも国外のクラブに引き抜かれることも考えられるかもしれない。
代表歴
ノルウェーの世代別代表としてのキャリアが始まったのは2019年になってからのことであり、2019年3月に初めてノルウェーU20に招集された。2019年5月にはポーランドでのU-20ワールドカップに臨む招集メンバーに名を連ね、グループリーグの3試合にすべて出場を果たした。
移籍の噂
バイキングFKとの契約期間は2021年6月末までを残しているが、このエリテセリエンでの活躍もありサポーターやマスコミからは残留を危惧する声も上がっている。2019年4月には代理人を雇っているため、本格的に夏の移籍市場で交渉が行われる可能性も少なくはないだろう。父が多くの時を過ごしたトッテナム・ホットスパーへの憧れも少なからず持っていると思われる。
プレースタイル
父譲りの長身(189cm)を持った大型のセントラルミッドフィールダーながら、得点力にも長けているなど(この得点力が付いたのはユース時代に比べてゴール前でのパスを選択することが格段に減ったからだと分析されている)、多くの武器を持った選手と言えるだろう。ミドルレンジからのシュートを得意とする生粋のシューターだ。