ケイズ・ルイズ=アチル

選手紹介
名前ケイズ・ルイズ=アチル(Kays Ruiz-Atil)
生年月日2002年8月26日
国籍/出身モロッコ/ フランスリヨン)
身長174cm
ポジションCMF/AMF 
所属パリ・サンジェルマン 

※ケイズ・ルイス=アチル、カイズ・ルイズ、カイズ・ルイスなどの表記も考えられる

ラ・マシアからの退団を余儀なくされたPSGの新たな至宝 

プレー動画          

経歴             

■ 2002-2015年(幼年期~FCバルセロナ)

モロッコにルーツを持つ彼は、フランス南東部の都市であるリヨンに生まれ、地元のFC Gerlandでキャリアをスタートさせた。その後、オリンピック・リヨンの下部組織に移った彼は、天才少年としてその名を轟かせており、国内外からの関心を集める存在になると、7歳でスペインのFCバルセロナの下部組織(ラ・マシア)へ加わっている。ラ・マシアでも順調に成長をしてきた彼だったが、日本の天才少年である久保建英(現:FC東京)も巻き込まれたことで日本国内でも大きく報じられた「FCバルセロナの18歳未満の外国人選手および登録違反」にフランスから加入した彼もまた違反の対象となっていた。この事により出場停止処分が課せられバルセロナ留まるのが難しい状況となった彼は、2015年3月に母国フランスの名門クラブ、パリ・サンジェルマンに移籍することが発表されている。

■ 2015-2019年(パリ・サンジェルマン)

そんなPSGに加入した彼だが、ここでも移籍に関する問題が発生。当時12歳と未成年である彼を獲得するために、PSGは彼の父に架空の仕事を与えていたという噂がまことしやかに囁かれていた。未成年の移籍に伴い家族がパリに定住するための条件など、FIFAの規則を回避するための方策と考えられており、フランス国内では多くの論争が巻き起こっていた。ただ、一時はPSGの在籍すら危ぶまれたが、結果的にはPSGを退団することはなく、PSGの下部組織でサッカーを続けている。

PSGの下部組織では、17-18シーズンのアルカス国際カップでPSG U-17を優勝に導くなどの活躍を残し、現在では16歳ながらチアゴ・モッタが率いるPSG U-19のメンバーとしてプレーをしている。PSGに加入してから約3年の月日が経過した2018年8月26日、PSGとの最初のプロ契約を締結し、16歳の誕生日を迎えた彼は晴れてプロサッカー選手としてのキャリアを歩むこととなった。

代表歴            

モロッコとフランス、両国の代表選択ができる彼だが、世代別代表としては現段階でモロッコU17に招集歴があるとされているため、モロッコを代表している。ただ、今後の状況によってはフランスの世代別代表のキャリアを歩むことになるのかもしれない。 

移籍の噂           

最初のプロ契約を締結したPSGとの契約期間は2021年6月末までとなっている。 

プレースタイル        

中盤を本職とする天才肌のプレーヤーであり、高いテクニックと広い視野を武器としたゲームメイクを得意としている。複数人の相手選手に囲まれながらも得意とする細かなタッチでボールをロストすることはあまり見られない。16歳ながら落ち着きのある選手だとも感じ、将来的にはPSGでも有数の存在へと成長を遂げるはずだ。 

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