名前 | ジョー・ゲルハルト(Joe Gelhardt) |
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生年月日 | 2002年5月4日 |
国籍/出身 | イングランド(リヴァプール) |
身長 | 179cm |
ポジション | CF |
所属 | ウィガン・アスレティック |
争奪戦が繰り広げられるウィガンの超新星
プレー動画
経歴
■2002-2020年(幼年期~ウィガン)
イギリスのリヴァプールに生まれ、マージーサイド州のネザーランドで育っており、2013年の10歳の頃よりウィガン・アスレティックの下部組織に入団した生粋の生え抜きだ。ウィガンでのトレーニングを行いながら、チェスターフィールド・ハイスクールに通い学業とスポーツを両立しており、ウィガンU14では1シーズンで43得点を記録するなど当時からストライカーとしての才を見せている。
2017年12月に来季の奨学金対象選手の1人に選ばれた彼は、2018年8月14日のカラバオカップ1回戦、ロザラム・ユナイテッドを相手に16歳でトップデビューを飾っており、同試合から10日後にはウィガンとの最初のプロ契約を締結するなどクラブでの将来が約束された選手となった。2019/2020年シーズンには、チャンピオンシップ(イングランド2部)第7節のハル・シティ戦で値千金の同点弾を左足一閃で記録しており、まだスターティングメンバーでの出場はないが、17歳ながらクラブの秘密兵器としての立ち位置を確立している。
代表歴
イングランドU15を始めとする各世代別代表のスコアラーとして活躍しているが、同世代のサム・グリーンウッドが世代別代表ではファーストチョイスとなっているためスーパーサブ的な役割だ。
移籍の噂
彼の出身地に近い、リヴァプールとエヴァートンの他、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、トッテナムなどの国内トップクラブが獲得に乗り出しており水面下で争奪戦が繰り広げられている。そんな移籍の噂が報じられている彼だが、2019年11月に内容は明かされていないがウィガンと新たな契約を交わし、彼自身も「私はここにいるのが好きで、だから契約を延長した」と語るなど残留の意志が強い。現在のウィガンは財政的にも安定しているため、早急に売却する必要もないようだ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | リーズ・ユナイテッド | 100万ユーロ |
プレースタイル
豪快な左足のシュートセンスが魅力的な逸材であり、ユース時代はストライカーとして名を馳せている。プロの舞台ではまだ未成熟な面があるため、持ち味となる得点力は影を潜めているが、要所で経験を積んでいるため数年後にはトップチームを代表するスコアラーとなることも夢ではない。179cmながら体幹はしっかりしているように感じるためフィジカル面は心配無用だろう。利き足は異なるが、ストライカーとしての特徴やその風貌から新たなウェイン・ルーニーと例えられるのも納得できる。