イヴァン・フレスネダ

選手紹介
名前イヴァン・フレスネダ(Iván Fresneda)
生年月日2004年9月28日
国籍/出身スペインマドリード)
身長182cm
ポジションRSB
所属レアル・バリャドリード

激しい争奪戦が予想されるバジャドリードの宝石

プレー動画

経歴

■2004-2020年(幼年期~レガネス)

スペインの首都マドリードに生まれた彼だが、初期のキャリアは都心部のクラブではなく、3,400人程度が暮らす郊外のキホルナにある『CFキホルナ』であった。同クラブにて基本的な技術を習得後、2013年に次なるクラブとして選択したのがパブロ・サラビアが在籍していたことでも知られる『EFMOボアディージャ』であり、ベンハミンA(U9)ではトーナメントのMVPに輝くといった成績を残している。

ボアディージャでの1年間を経て所属したのが名門『レアル・マドリード』のカンテラであり、初年度をアレビンB(U11)にてプレーすることが決定。加入当時から2年に亘って彼を指導していたアレックス・ドラド氏は、彼のニックネームが「エル・オルミガ(蟻)」であったことを明かし、優秀でなくても一歩ずつ日々成長している姿が印象的であったことを語っている。そんなレアル・マドリードではインファンティルA(U14)まで到達するも、2017/18シーズンを最後に退団した。

14歳で新たなクラブ探しが始まると、次なる所属先として選んだのは同じくマドリード州内にある『CDレガネス』であった。そんなレガネスにてカデテ(U15)世代を過ごしており、2019年4月に行われたマドリード・ユースカップでは水戸ホーリーホックや名古屋グランパスなど日本のクラブも参加するなかで、カデテ部門での最優秀選手に輝く活躍を見せている。ラ・ファブリカ(レアル・マドリードの下部組織の愛称)で育成された実力を発揮するなどレガネスでのプロキャリアに期待が集まっていたが、彼は2020年夏にキャリア初となるマドリードを離れる選択を行い、『レアル・バリャドリード』へと移籍した。

■2020-2022年(バジャドリード)

16歳でレアル・バリャドリードに加入後、初年度をフベニルB(U18)にて過ごしていた彼はフアン・カルロス・ペレイラの指導にて主力へと定着。シーズン途中にはフベニルA(U19)の試合にも出場するなど、1年目ながら期待通りの活躍を見せている。2021/22シーズンよりフベニルAに昇格しているが、シーズン中盤となる2021年12月にはルイス・ペレスとセイディー・ヤンコといったトップチームの右サイドバックがコンディション不良を抱えていたことから、パチェタによってトップチームのトレーニングに帯同する機会を得ていた。この18歳未満での帯同については、ダニ・ベガ(1997年生)が2014年に経験して以降初めてのことであった。

こうした背景もあり、2022年1月に行われたコパ・デル・レイ3回戦のレアル・ベティス戦にてトップデビューを達成。試合は0-3の完敗に終わるも、3日後のセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のブルゴスCFを相手には、フル出場の末にクリーンシートでの勝利に貢献した。このパフォーマンスでベンチ入りが続くなどの信頼を得ていたが、負傷の影響もあり定着には至っていない。それでもクラブは彼がユースレベルの選手でないことを認識したことで、その後のシーズンは3部リーグを戦うレアル・バリャドリード・プロメサス(リザーブチーム)でプレーしている。

2022/23シーズンではレアル・バリャドリードのラ・リーガ(スペイン1部)昇格に伴いトップリーグでの挑戦が始まると、第5節のジローナFC戦でルイス・ペレスが負傷したことで途中交代で出場。そこから右サイドバックでの出場機会を得ており、彼自身もハムストリングスを負傷した時期もあったが8試合(600分)に出場するとして市場価値を高めているところだ。

代表歴

2022年4月にスペインU18でのデビューを飾ると、同年8月には17歳でスペインU19に駆け上がっている。ここにシーズンでの活躍が上乗せされるのであればスペインU21への招集も既に射程圏内にあるだろう。

移籍の噂

アトレティコ・マドリードは彼がデビューして間もない時期に獲得に関心を示しており、当時の違約金は200万ユーロ程度と安価であったものの、レアル・バリャドリードとの契約延長を選択したことで移籍は実現しなかった。それからトップチームの主軸にまで成長した現在は、スペイン国内を含めた5大リーグのクラブから触手が伸びている状況にあり、2023年1月での移籍に注目が集まっている。

いずれも初期段階の関心とされており、具体的なオファーは提示されていない状況にあるが1000万ユーロ程度で獲得できる才能であるため、争奪戦になることは必至だ。代理人は才能を持った若い選手を多く扱っているエピック・スポーツとなっている。バジャドリードとは8月に2025年6月末までの契約延長に合意している状況だ。

プレースタイル

右サイドバックを主戦場としており、バリャドリードの公式サイト上では両利きと表記されるも、利き足は「右」であることが見受けられる。評価すべきは地上戦の強さにあり、180cm台の均一の取れたフィジカルバランスと適切な距離感でシャットアウトするなど18歳には似つかわしくない冷静な対応力を持っている。また、豊富な運動量と安定したビルドアップ能力、ボールコントロールにも高水準なものがあり、イニエスタさながらのタッチでいなすだけでなくアタッキングサードでも驚異になれる強みも特徴の一つだ。かつてのニックネームにあるように謙虚で勤勉さのある姿も魅力的だろう。

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