名前 | イケル・ブラボ(Iker Bravo) |
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生年月日 | 2005年1月13日 |
国籍/出身 | スペイン(サン・クガ・ダル・バリェス) |
身長 | 182cm |
ポジション | CF |
所属 | FCバルセロナ |
ラ・マシアで圧倒的な存在感を放つ本格派のストライカー
プレー動画
経歴
■2005-2020年(幼年期~FCバルセロナ)
スペイン・カタルーニャ州のムニシピ(基礎自治体)であるサン・クガ・ダル・バリェスに生まれた彼は、5歳の頃よりCFAエスプルゲンクにてキャリアを始めており、当時から際立った攻撃センスで周囲を驚かせていたという。こうした才能からFCバルセロナよりアプローチを受けるも、最初は恥ずかしがり屋な性格から移籍を躊躇っていたが、最終的に素晴らしいサッカー環境に説得されるようにしてバルサ・エスコラ(FCバルセロナの管轄スクール)に加入。そしてスクールから正式にプレベンハミン(U8)に移行し、FCバルセロナでのキャリアが始まった。
ベンハミンを優秀な成績で終えた彼が注目を集めたのはアレビンA(U12)での活躍であり、この世代の黄金期を築いたマルク・セラの下でラ・リーガ・プロミセス2017の国内部門を制覇すると、続くアメリカのニュージャージー州で開催された国際部門では最大のライバルであるレアル・マドリードとの決勝戦(ミニクラシコ)で劇的な決勝弾を記録し、ダブルでの優勝に大きく貢献した。なお、同大会における得点王のタイトルも手にしている。
インファンティルB(U13)に昇格してもなお、彼のクオリティは落ちることはなくダビド・サンチェスの下で3シーズン連続でのリーグ優勝に貢献。インファンティルA(U14)ではアマドゥ・バルデに次ぐチーム内で2番目の得点数を記録した(13得点)。2019/2020シーズンからはカデテB(U15)において、かつてアレビンAで彼を指導したマルク・セラとの再開を果たすと、リーグ戦では16試合で16得点の成績で優勝に貢献し、彼自身もトップスコアラーとなるなど恩師の下でさらなる進化を遂げている。
代表歴
14歳であった2019年11月に、フレン・ゲレーロが率いるスペインU15でのデビューを飾っている。
移籍の噂
移籍に関する言及は早いだろう。
プレースタイル
バルセロナが待ち望んでいるラ・マシア産の9番タイプであり、具体的な数値は不明だが周囲よりも恵まれたフィジカル、ボックス内での圧倒的な得点力は勿論のこと、両足を自由に扱える並外れたテクニックも兼ね備えるなど際立った個性を見せている。これらのスキルセットから、ズラタン・イブラヒモヴィッチとアントワーヌ・グリーズマンをミックスしたようなハイブリッドなプレースタイルとなっており、このまま順調に成長を続けるのであればトップチームで目にすることもそう遠くないだろう。