エンリケ・アラウージョ

選手紹介
名前エンリケ・アラウージョ(Henrique Araújo)
生年月日2002年1月19日
国籍/出身ポルトガルマデイラ)
身長180cm
ポジションCF
所属SLベンフィカ

圧倒的な得点力でユースを牽引するベンフィカのエース候補

プレー動画          

経歴             

■2002-2018年(幼年期~マルティモ)

北大西洋上に浮かぶマデイラ諸島(ポルトガル領)に生まれた彼は、4歳の頃よりマデイラ島のサント・アントニオに拠点を構えるCFアンドリーニャにてキャリアをスタートさせている。クリスティアーノ・ロナウドが最初に所属したクラブとしても知られる同クラブで過ごした後は、ロナウドと同じ道となるCDナシオナルではなくCSマリティモを選択しており、アカデミー時代は驚異的な得点力で存在感を放っていた。彼が大きな注目を集めたのは、マリティモU17として2017/2018シーズンに記録した30試合・54得点であり、7年間プレーしたマリティモでの集大成とも言える活躍を残していた。マリティモではU19カテゴリでのデビューおよび得点も奪っているが、2018年にSLベンフィカに移籍することが発表されている。

■2018-2020年(ベンフィカ)

ベンフィカに移籍してもなお、持ち前の得点力は活かされており、ベンフィカで最初のカテゴリとなったU17では33試合・37得点の活躍でナシオナル・ジュニオレスBの優勝に貢献し、彼自身も得点王に輝いた。2019年3月にベンフィカとのプロ契約を締結すると、当然のように2019/2020シーズンからベンフィカU19に昇格することが決定。迎えたベンフィカU19でも29試合・21得点を記録しトップスコアラーとなると、2019年9月のヴィトーリアU23戦ではリーガ・レヴェラサォン(ポルトガルU23リーグ)においてベンフィカU23でのデビューを飾っている。2020年1月の同じくヴィトーリアU23とアヴェスU23との連戦では2試合連続ゴールを記録するなど、ベンフィカU23でも十分に得点力を活かせることを証明した。

代表歴            

ポルトガルU17以前での招集歴は見られず、2019年9月に招集を受けたポルトガルU18が彼の世代別代表でのキャリアのスタートだと見られている。フランスで開催されたリモージュ・トーナメントを含め、ポルトガルU18としては5試合で4得点を記録しており、これから世代別代表の常連選手として名を連ねるだろう。

移籍の噂           

2020年1月に最初のプロ契約からの契約更新として新たに2024年6月末までの契約を更新した。夢はベンフィカのトップチームでプレーすることだと語っており、来季からはベンフィカU23での出場機会も与えられることも予想されているため当面はベンフィカに残り続ける見込みだ。

プレースタイル        

オフ・ザ・ボールの動きとファーストタッチの質、ゴール前の冷静なフィニッシュでゴールを量産するストライカーだ。180cmのフォワードに必要な平均的な身長は持ち合わせているが、線が細いところは否めないため空中戦ではなく足下で勝負することを自身の得意な形としている。

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