名前 | フース・ティル(Guus Til) |
---|---|
生年月日 | 1997年12月22日 |
国籍/出身 | オランダ(サンフヤ) |
身長 | 183cm |
ポジション | AMF/CMF |
所属 | AZアルクマール |
さらなる飛躍を胸にAZを牽引する若き主将
プレー動画
経歴
彼の父がザンビアで開発事業をしていたことから、ザンビアのサンフヤにて生まれており、モザンビークでも生活していたことある幼年期だった。オランダへ戻ると、アムステルダムの北ホラント州の町ドリーモントにあるSV Geinburgiaにてキャリアをスタート。当時から才能の片鱗を評価されており、SVディーメンを経て2010年からAZアルクマールのアカデミーに移っている。
2014-2016年シーズンの2年間は、AZのU-19でプレーをしており計39試合に出場し7得点1アシストの記録を残している。そのシーズン途中にはヤング・AZ(U-21相当)でも2試合に出場し1得点を決めた。
2016-2017年シーズンは、ヤング・AZとトップチームの両方でのプレーとなったシーズンであり、2016年8月4日のUEFAヨーロッパリーグ、ギリシャのPASヤニナFCとの試合でトップデビューを飾った彼は、エールディヴィジ第6節のPECズヴォレにてトップリーグデビューも飾っており、またその試合で19分間の出場ながら試合を決定づけるプロ初ゴールも叩き込んでいる。シーズンを通してトップチームでは16試合2得点、ヤング・AZでは14試合3得点の成績でシーズンを終えることとなった。
2017-2018年シーズンに入ると、シーズンを通してチームの要へと成長。第2節のADOデン・ハーグとの試合でシーズン初ゴールを記録すると、同シーズンは得点力も開花し39試合で11得点4アシストと一気に評価を高めるシーズンとなった。
2018-2019年シーズンはAZの10番を背負いさらには主将に就任するなど責任感のある立場になっており、開幕からチームを牽引している。
代表歴
オランダでの代表歴はU-20から始まっており、 U-21ではU-17欧州選手権2018において主将も務めている。そんな彼は2018年3月にイングランドとポルトガルとの親善試合メンバーに招集されており、ポルトガルとの試合においてケニー・テテとの交代でオランダA代表デビューを飾っている。
移籍の噂
AZとの契約は2023年夏までの長期契約であり、この契約は2018年3月に更新されたばかりとなっている。クラブとしては主将を務めるなど、チームを牽引する存在であり、責任感が生じるため移籍はAZでやり遂げた後だろう。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
---|---|---|
2019-20 | スパルタク・モスクワ | 1600万ユーロ |
2020-21 | SCフライブルク | on loan |
プレースタイル
中盤の攻撃的な位置でプレーをしており、巧みな技術と183cmの身長を活かした空中戦の強さも備えている。自身で得点することも可能だが、決定的なパスでゴールを演出することも好んでいる。まだ若い選手だがキャプテンシーも持っており遠くない将来オランダを代表する選手になるだろう。