ジョヴァニ・エンリケ

選手紹介
名前ジョヴァニ・エンリケ(Giovani Henrique)
生年月日2004年1月1日
国籍/出身ブラジルイタクアケセトゥバ)
身長182cm
ポジションWG
所属パルメイラス

アベル・フェレイラの期待に応えるパルメイラスの新星ウィンガー

プレー動画          

経歴             

■2004-2021年(幼年期~パルメイラス)

『ジョヴァニ』ことジョヴァニ・エンリケ・アモリム・ダ・シルヴァはブラジル・サンパウロ州のイタクアケセトゥバにて生まれている。10歳となった2004年よりパルメイラスに加入すると、これまでのフットサルからフィールドサッカーに移行しながらも実力を見せており、名門クラブにて存在感を発揮している。加入から1年後の2015年にはカンピオナート・パウリスタU11のチャンピオンに輝いたことで、アリアンツ・パルケ(ホームスタジアム)のロッカールームに招待されると、当時のトップチームに所属していたガブリエル・ジェズスやドゥドゥなどの選手と話をする機会を与えられたことは幼心にも印象深い思い出になったという。

2018~2019年にかけてはU14/U15カテゴリの各大会の制覇に貢献しており、東京国際ユースサッカー大会(日本/U14)、We Love Football(イタリア/U15)、済州国際ユースサッカー大会(韓国/U15)、カンピオナート・パウリスタU15(ブラジル/U15)を始めとする多くの舞台にて輝かしい成績を残している。また、2019年のパルメイラスは全カテゴリでの合計タイトル数が歴代最多となっており、うち4つ以上を彼らがもたらしているなど黄金世代に数えられていた。カンピオナート・パウリスタU15では15得点で得点王となり、2019年シーズンはこれらを含めたキャリアハイとなるシーズン31得点を記録している。

 
 
 
 
 
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2020年シーズンよりパルメイラスU17に昇格すると、デビュー戦となるボタフォゴを相手に名刺代わりのハットトリックを記録。その後の5ヶ月間はCOVID-19の影響で中断となっていたが、2020年10月より再開したリーグ戦においても勢いを落とすことはなく、2020年のU17カテゴリでは13試合で14得点を重ねている(同シーズンではクラブ通算100得点も記録し、U15に続いてU17での得点王にも輝いた)。パルメイラスU20にも出場していた中で、トップチームの指揮官であるアベル・フェレイラの目に留まりトレーニングに帯同するようになると、2021年3月3日に開催されたカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)コリンチャンス戦にてプロデビューを飾っている。州選手権ではミラソルSP戦でフル出場もするなど出場機会も与えられているところだ。

代表歴            

マテウス・ナシメントサヴィオアンジェロ・ガブリエウといった錚々たる選手層を誇る世代において、5回目の優勝を果たしたU15南米選手権では彼の姿は見られていなかった。その後、ブラジルU16~U17に選出されたことで序列を崩すために奮闘中だ。

移籍の噂           

2021年夏の移籍市場にてカイキメチーニョをフルミネンセより獲得したマンチェスター・シティは、新たな南米戦略として彼の獲得に関心を示しているという。パルメイラスとしては移籍金に2000万ユーロ+500万ユーロのボーナスを要求するなど、安価で売却に応じることを良しとせず、相応の金額が必要となっている。彼もヨーロッパで美しいキャリアを形成することが夢の一部であると語っているため、18歳となる2022年1月より挑戦が始まるだろう。

プレースタイル        

左利きのウィンガーであり、右サイドを主戦場としながらも試合中には逆サイドや中央寄りのプレーをするなど異なる姿を見せている。それでも最大の武器はドリブルと決定力であり、特にドリブルに関しては体幹が良いためスラッと伸びた足をスライドさせるドリブルや相手ディフェンスの逆を突いたパターンなどを織り交ぜ右サイドを崩壊させることを得意とする。中へのカットイン→ミドルレンジからのシュートも持っており、ユースで輝きを放った得点力でも差別化を図るなどウィング兼ストライカーとしての覚醒が見込まれているところだ。

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