名前 | ファビアン・リーダー(Fabian Rieder) |
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生年月日 | 2002年2月16日 |
国籍/出身 | スイス(コッピゲン) |
身長 | 179cm |
ポジション | CMF |
所属 | BSCヤングボーイズ |
名前通りのキャプテンシーを持つ中盤の魔術師
プレー動画
経歴
■2002-2021年(幼年期~ヤングボーイズ)
スイス・ベルン州のコッピゲンに生まれた彼は、地元のコッピガーSVにてキャリアを始めていた。その後、2011年からFCゾロトゥルンの下部組織(U10)に加入すると、各世代におけるキャプテンを務めており、4部リーグのクラブにおける最大の才能と称されていたという。2017年夏、ゾロトゥルンU15から現在のBSCヤングボーイズに移籍した彼は、朝は5時50分に起床し、夜は20時に自宅に帰る生活をゾロトゥルンに住む母親と共に続けていた。
2018/19シーズンはヤングボーイズU18のキャプテンとしてスイス・エリートリーグ(U18リーグ)の優勝に貢献しており、彼自身も22試合で8得点と飛躍。2019年8月にはスイス 1.Liga(スイス4部)開幕節となるチーム・ヴォーU21戦でヤングボーイズU21でのデビューも飾っている。迎えた2020/21シーズンは18歳ながらU21カテゴリのキャプテンに任命されるだけでなく、2020年10月のスイス・スーパーリーグ(スイス1部)第4節のセルヴェットFC戦でのトップデビューも飾っていた。
ヨーロッパリーグの舞台ではASローマやバイヤー・レヴァークーゼン、アヤックスといったクラブを相手にもプレーしており、リーグ戦でも不動とまではいかないが4連覇に向けて首位をひた走るクラブの中盤でも重要な戦力に定着中だ。
代表歴
スイスU15から世代別代表に招集を受けているなど、スイス国内でも重要な存在となっている。スイスU17では2018~2019年のU17欧州選手権に2大会連続出場を果たしており、2度目となる2019年にはチームキャプテンとして全試合に出場した。2020年からはスイスU19~U21に飛び級で選出されており、ヤングボーイズでの活躍も著しいためフル代表に選出される日も近いだろう。
移籍の噂
ヤングボーイズとは2021年1月にプロ契約を締結しており、2024年6月末までの契約期間を残している。具体的な移籍の噂は報じられていないが、見つかるのも時間の問題だ。
プレースタイル
左利きの彼はエレガントな中盤の支配者であり、思いも寄らないタイミングで効果的なパスを通すスキルやそれを実現させる広い視野、プレースキッカーとして才といった攻撃センスが光るプレーヤーだ。ユース時代はよりオフェンシブな選手であったが、現在は4-4-2のボランチとして守備的なスキルを磨いている。また、名前負けしないキャプテンシーは彼の精神面が成熟していることを示しており、すべてのスイス国内の若者にとってロールモデルになるだろう。