名前 | エリック・ロペス(Erik López) |
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生年月日 | 2001年11月27日 |
国籍/出身 | パラグアイ(アスンシオン) |
身長 | 176cm |
ポジション | CF |
所属 | クラブ・オリンピア |
レジェンドからの学びを得るパラグアイのニューヒーロー
プレー動画
経歴
■2001-2020年(幼年期~オリンピア)
パラグアイの首都アスンシオンに生まれた彼は、5歳から近所のクラブ・サンタ・ローザでフットサルを始めたのがキッカケとなり選手としての道のりを歩んでいる。また1年後にはクラブ・オリンピアのフットボールスクールでフィールドサッカーにも触れながら、フットサルとの両立を続けていた。10歳で完全にフットサルを離れフィールドサッカーに専念すると、13歳より正式にクラブ・オリンピアの下部組織へと加入を果たしている。
クラブ・オリンピアへの加入から約5年間の下部組織時代を過ごした彼は、2019年8月26日に行なわれたリーガ・パラグアージャ(パラグアイ1部)第7節のデポルティボ・サンタニ戦にてトップデビューを飾っている。孫がクラブ・オリンピアでトップデビューを飾るのが夢であった祖父の目の前でデビューを果たすと、同試合ではいきなり初ゴールを記録する活躍で夢のような時間を過ごしていた。彼への驚きはデビュー戦だけに留まらず、続くデポルティボ・カピアタとスポルティボ・サン・ロレンソとの2試合でも得点を奪い、デビュー戦から3試合連続ゴールを記録したことでサポーターの心を鷲掴みにしている。その後は得点こそ少ないが、パラグアイ国内で圧倒的な強さを誇るクラブでも貴重な秘密兵器としてトップチームに定着中だ。
代表歴
2020年1月から開催されたCONMEBOLプレオリンピックトーナメント(五輪の南米予選)に臨むパラグアイU23に選出されており、ウルグアイとペルー戦で出場したが同大会ではグループリーグ敗退に終わっている。
移籍の噂
現時点では他クラブからの関心は報じられていないが、クラブ・オリンピアは彼の将来的な争奪戦に備え、新たに2023年までの契約延長を行っている。彼が最大のアイドルとして崇拝しているのがロケ・サンタ・クルスであり、マンチェスター・シティでプレーしてところを釘付けで見ていたためヨーロッパへの憧れは持っているはずだろう。しかし、その最大のアイドルであるロケと一緒にプレーできる環境は代えがたいものであるため残留が濃厚だ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020 | アトランタ・ユナイテッド | on loan |
2021 | アトランタ・ユナイテッド | 非公開 |
プレースタイル
オフ・ザ・ボールの動きとゴールへの嗅覚、手にしたチャンス時にしっかりと決めきる力を持っている生粋のストライカーだ。176cmと空中戦ではロケ・サンタ・クルスのような強さはないが、代わりに18歳とは思えない冷静な足下のスキルで違いを見せている。38歳ながら国内リーグで圧倒的な得点力を誇るロケ・サンタ・クルスと共にプレーすることで彼から多くのことを学んでいくことだろう。