名前 | エムレ・テズゲル(Emre Tezgel) |
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生年月日 | 2005年9月19日 |
国籍/出身 | イングランド(バートン) |
身長 | 182cm |
ポジション | CF |
所属 | ストーク・シティ |
15歳でU18のエースに君臨するストークの大器
プレー動画
経歴
■2005-2021年(幼年期~ストーク・シティ)
『Emre(エムレ)』という名前が示しているように、トルコにルーツを持っている選手だ。デザイナーの父アダム・テゼゲルはニーデ(トルコ)の出身であるが、彼はトルコには旅行で訪れる程度であり生誕地はイングランド・スタッフォードシャー州のバートン・アポン・トレント(バートン)とされている。父が写真共有サイトである「Flickr(フリッカー)」に投稿しているように、幼い頃からストーク・シティの下部組織にて育っていたことが確認できるだろう。自宅はストーク=オン=トレントの南東に位置するブライス・ブリッジにあり、そこから車で15分程度のペインズリー・カソリック・カレッジ(カトリック系)に通学。平泳ぎの世界記録保持者であるアダム・ピーティーも通っていた学校にてフットボールとの両立を目指していた。
2020/21シーズンには14歳ながらストーク・シティのU18チームに昇格しており、U18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)の開幕節から常に出場機会を与えられていた。第2節が15歳の誕生日であったことで、そこからは15歳の少年としてU18リーグに挑むのだが、結果的にU18プレミアリーグでは23試合7得点5アシストとチーム内トップスコアラーに君臨している。同シーズンではFAユースカップも開催されていたのだが、彼は若すぎたことで登録が見送られたという。2021/22シーズンは引き続きストーク・シティU18でプレーしているが、U18プレミアリーグの開幕節となるリヴァプール戦でいきなりハットトリックを記録したことで飛び級の可能性が濃厚となっている。
Stoke City U18s captain Emre Tezgel receives the Don Hill Memorial Trophy from Don Hill”s daughter Teresa Chell after his team defeated the Romans 3-2 earlier today 🏆 pic.twitter.com/NbEDXTMvv6
— Rocester FC (@RocesterFC1876) July 10, 2021
代表歴
2020年2月にイングランドU15でのデビューを飾った彼は、イングランドU16でハットトリックを決めるような存在感を放っていた。2021年8月からは新たなシーズンに向けたイングランドU17のトレーニングキャンプにも招集されている。
移籍の噂
ストーク・シティとは現段階で奨学金契約(ユース契約)に留まっているため、近いうちにプロ契約を締結することだろう。
プレースタイル
アグエロとハリー・ケインをモデルケースとしているストライカーであり、ボールの引き出し方やボックス内での駆け引き、182cmの身長を生かしたセットプレーやポストプレーを得意としている。とはいえ、最前線に留まっているだけのタイプではなく、少しワイドな位置取りや降りてボールを受けた際には、自ら単独ドリブルで仕掛けゴールに迫る姿も見せていた。飛び級でのプレーも可能だと思われるが、個人的には時間をかけて段階を踏んでほしいと感じている。