ディファイヌ・レンチ

選手紹介
名前ディファイヌ・レンチ(Devyne Rensch)
生年月日2003年1月18日
国籍/出身オランダレリスタット)
身長185cm(※推定)
ポジションCB/DMF
所属アヤックス

※デファイヌ・レンチとも表記されるだろう

アヤックスが隠し持つマタイス・デ・リフトの後継者

プレー動画          

経歴             

■2003-2020年(幼年期~アヤックス)

オランダ・フレヴォラント州の干拓地であるレリスタットに生まれ、地元のVV Unicumにてキャリアを始めている。彼の幼年期は順風満帆ではなく、アキレス腱の負傷により約2年間の離脱を余儀なくされた過去を持つなど苦労人だ。怪我から復帰した彼は、アヤックスでの5週間におよぶセレクションに参加したことで2016年よりアヤックスに正式加入。アヤックスの前にはPSVアイントホーフェンのインターンシップにも参加していたが、ここでは契約には至っていないためPSVは大きな才能を逃したと今となっては言えるだろう。

2018/2019シーズンからアヤックスO17に昇格した彼は、センターバックの一角としてチームの守備を牽引しており、U17リーグでは25試合に出場し準優勝に貢献した。同シーズンではU19リーグでのデビューも飾っており、2019年3月にはアヤックスとプロ契約を締結するなど高い評価を得ている。2019/2020シーズンはアヤックスO19に昇格しながらリーグ戦では苦戦を強いられるも、UEFAユースリーグではベスト16ラウンドでアトレティコ・マドリードを破るなど17歳ながらチームの主軸を担っている。

代表歴            

オランダU15から世代別代表に選出され続けており、オランダU17としてはU17欧州選手権(2019)での連覇に大きく貢献している。優勝の最本命として見られていたU17ワールドカップ(2019)では優勝こそ果たしていないが、全7試合に出場し大会における4位入賞を果たしている。2019年9月からは16歳ながら飛び級でオランダU19でのデビューも飾り、オランダ国内での期待値も高い。

移籍の噂           

現時点では移籍の噂は報じられておらず、彼としても当面の目標はトップチームでのデビューであるため退団は考えづらいものがある。アヤックスとは2022年6月20日までの契約を残しているが、リサンドロ・マルティネスやエドソン・アルバレス、キク・ピエリーをマタイス・デ・リフトの後継者候補として獲得していることもあり、今後のポジション争いは激戦となるだろう。ただ、彼はヨング・アヤックスを経ていないためポジション争いに加わるのは数年後と思われる。

プレースタイル        

17歳ながら非常に物事を円滑に取り組める能力を持っており、年齢的には上のカテゴリでもセンターバックを担える器量で新たなマタイス・デ・リフトと呼ばれている。彼を支える足下の技術は両利きと言われるほど差がなく、こうしたスキルを武器に積極的なゲーム参加が昇格させた理由の一つとも称された。性格的には自己批判的な面があるため、インタビューなどではまだまだ改善が必要だと自分を冷静に分析しており、コーチングの分野では臆せずに年上の選手にも行いたいと意気込んでいる。過去にはYoutubeでアレッサンドロ・ネスタとパオロ・マルディーニの動画を見て学んでいたとも語った。最後に彼はセンターバック以外にも守備的なミッドフィールダーとしてプレーすることも可能だ。

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