デスティニー・ウドジェ

名前 デスティニー・ウドジェ(Destiny Udogie)
生年月日 2002年11月28日
国籍/出身 イタリアヴェローナ)
身長 187cm
ポジション SB
所属 エラス・ヴェローナウディネーゼ

※デスティニー・ウドギー、デスティニー・ウドジー、イエノマ・ウドジェとも表記される

規格外のフィジカルを持ったノガレーゼのサイドバック

プレー動画          

経歴             

■2002-2011年(幼年期~ノガーラ)

ナイジェリア人の両親(父:フランクリン、母:ケイト)を持つ彼は、イタリア共和国のヴェネト州西部にあるヴェローナにて誕生している。2歳からヴェローナ県のノガーラに越してくると、フットボールに関する最初の記憶は4歳の頃であったという。4歳当時、兄ウワ(5歳)の練習場に訪れた彼は理由はわからないが泣き止むことができなく、そこで仕方なくコーチに頼んで一緒に練習したことから物語が始まっており、こうして所属したのがSSDノガーラ・カルチョとなっていた。

6歳となった彼は、アタランタBCのスカウトが言葉を失うほどに年齢離れした実力を発揮していたといい、父フランクリンに出生証明書を確認しようとしたそうであった。そんな才能を持った彼でもエラス・ヴェローナに加入するまでには苦い経験があり、最初はトライアウトへの参加を2回断られていたという。しかし、兄のチームメイトの父親のコネクションでトライアウトに参加できることになった彼は、翌日にはエラス・ヴェローナのバッグを持っていたそうだ。9歳の出来事である。

■2011-2021年(エラス・ヴェローナ~ウディネーゼ)

ヴェローナ県を代表するエラス・ヴェローナに加入した彼は、2017年12月には15歳にしてカンピオナート・ナツィオナーレU17(イタリアU17リーグ)に出場。翌2018/19シーズンは左サイドバックながら22試合で6得点を奪う活躍を見せており、世代別代表も含めて充実した時間を過ごしている。2019/20シーズンはプリマヴェーラ(U19)に昇格しているが、所属しているリーグはプリマヴェーラ2A(イタリアU19リーグ2部)となっていた。リーグ戦では4位と振るわなかったが、コッパ・イタリア・プリマヴェーラ(U19カップ)ではクラブ史上でも歴史的な快進撃を見せ、準決勝ではASローマ・プリマヴェーラを撃破。決勝戦でフィオレンティーナ・プリマヴェーラに敗れたが、準優勝の成績を残している。

 
 
 
 
 
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2020/21シーズンよりエラス・ヴェローナのトップチームに昇格しており、開幕節からベンチ入りを果たしていた。2020年11月8日に開催されたセリエA(イタリア1部)第7節のACミラン戦にてデビューを飾っているが、シーズン全体で見ると彼が出場した試合数は7試合に留まっている。それでも出場した試合で見せたポテンシャルは評価されており、2021年7月には同じくイタリアのウディネーゼ・カルチョに買取義務付きのローン移籍にて加入。同年8月のコッパ・イタリア1回戦、アスコリ・カルチョ戦にて移籍後初出場を飾り、新たなシーズンにおいての中心的な存在となる見通しだ。

代表歴            

2018年4月にイタリアU16に選出されてから世代別代表でのキャリアが始まっており、彼にとって最も輝かしい成績を残していたのがイタリアU17となっている。イタリアU17ではU17欧州選手権(2019)の準優勝に貢献し、続くU17ワールドカップ(2019)でもメキシコU17戦で1得点1アシストを記録するなど、中心的な存在として躍動した。その後はイタリアU18~U21までに招集されるなど未来のアズーリを担う一人となるだろう。以前、叔父にナイジェリアとイタリアではどちらのフル代表でプレーしたいかを聞かれた際には、迷わず「アズーリ」と答えるなどイタリアへの忠誠心は揺るぎないものを持っている。

移籍の噂           

新たにローンで加入したウディネーゼには、条件付きで彼を買取義務が発生するオプションが付いている。買取に必要な金額は約400万ユーロとも言われているが、その価値以上のポテンシャルは既に証明しているため安いものだろう。アレックス・サンドロとロナウジーニョが好きな彼は、ユヴェントスとACミランにも関心があるはずだ。

プレースタイル        

愛称はファーストネームから由来している「Igne(イグネ)」。左サイドバック/ウィングバックを主戦場とする彼は、中盤のミッドフィールダーとしてプレーできるユーティリティ性を持っている。187cmのサイドバックとしては恵まれた体格が持ち味であり、多少強引な形でもタッチライン際で突破できる強さや、そのフィジカルで攻撃の芽を積む動きも評価すべきだろう。どちらかといえば攻撃的なサイドバックであり、ウィンガー顔負けの細かいボールタッチやしなやかな身体の使い方でオフェンスに大きな影響を与えることを得意とする。利き足である左足からは非凡なクロス精度を見せるなど強い個性を持った選手だ。