ダヴィド・ジーマ

選手紹介
名前ダヴィド・ジーマ(David Zima)
生年月日2000年11月8日
国籍/出身チェコオロモウツ)
身長190cm
ポジションCB
所属スラヴィア・プラハ

※ダヴィド・ジマとも表記される

チェコの無敗王者に君臨するヴァーディと渡り合った大器

プレー動画          

経歴             

■2000-2020年(幼年期~シグマ・オロモウツ)

父親はアイスホッケー選手として活躍し、現在は体育教師であるアレシュ・ジーマ。そんなアスリート家系にてチェコ第5の都市オモロウツに育っているが、父は韓国でプレーしていたこともあり4歳なるまでは離れて過ごすような生活であった。トマーシュ・カラスを輩出した地元のSKシグマ・オロモウツの下部組織に育成されており、2018/19シーズンにはU19カテゴリに昇格。1.Dorostenecka Liga(チェコU19リーグ)で主力となっていた当時の彼は、チームメイトから『Doktore(医者)』と呼ばれていたという。同年代の少年がサッカーよりも学校を優先することが珍しいなかで、彼は「最高の成績を取りたい」と言い誘いを断ったことがその理由であった。そのため、彼は勉強面でも良い成績を収めている。

2019/20シーズンよりシグマ・オロモウツのトップチームに登録されると、2019年11月に行われた第16節のFCジリン戦にてフル出場でのデビューを飾り、同試合は惜しくも1失点で敗戦となったが堂々とプレー。それらを含むパフォーマンスがスラヴィア・プラハの目に留まり、2020年冬の移籍市場にて買取オプション付きの期限付き移籍にてスラヴィア・プラハに加入している。シグマ・オロモウツのトップチームではわずか3試合の出場での移籍であった。

■2020-2021年(スラヴィア・プラハ)

加入から1ヶ月足らずの2020年2月に移籍後初デビューを果たしているが、本職のセンターバックではなく6番のボランチでの出場しており、翌節の1.FCスロヴァコ戦でも引き続きボランチでのプレーであったが、デビュー3戦目以降はセンターバックに定着。センターバックとしてはチャンピオンシップラウンドも含めた10試合の出場で、許した失点数はわずか4失点(7試合で無失点)という優れたパフォーマンスでスラヴィア・プラハの優勝に大きく貢献した。

2020/21シーズンには買取オプションを行使したスラヴィア・プラハに130万ユーロにて完全移籍加入すると、リーグ戦では21試合の出場でクラブの無敗優勝(3連覇)に貢献。国内では向かうところ敵なしの状況が続いていたため、彼にとって真の挑戦となったのはUUEFAヨーロッパリーグの国際大会であった。ヨーロッパリーグではグループリーグでレヴァークーゼン(ドイツ)とOGCニース(フランス)を下しており、決勝トーナメント1回戦のレスター(イングランド)戦ではジェレミー・ヴァーディに一切仕事をさせず、1stレグと2ndレグの両方でレスターを無失点に抑えるといった活躍は大きな話題となっていた。ヨーロッパリーグでは結果的に準々決勝でアーセナルに敗れて姿を消しているが、残したパフォーマンスは主要クラブにアピールするには充分な材料となっている。

代表歴            

2017年10月に16歳でチェコU18でのデビューを飾るほど有望な選手であり、以降の世代別代表でも飛び級にて選出されるのが基本となっている。2021年3月にはU21欧州選手権ではなく、ワールドカップ予選のフル代表に選出され、エストニア代表戦にてデビュー。2021年6月にはEURO2020の本大会メンバーに名を連ねており、ベスト8まで勝ち進んだチームでは出場機会は訪れなかったが存在は認知された。

移籍の噂           

既に市場価値はTrasfermarktで750万ユーロまで上昇しており、ウエストハム・ユナイテッド(イングランド)から関心を持たれるなど移籍の可能性が報じられている。スラヴィア・プラハとは2024年6月末までの長期契約を残しているが、主要リーグへの挑戦も時間の問題だろう。

プレースタイル        

190cmという恵まれた体格を持った右利きのセンターバック。大きな強みは危機察知能力と優れたスピードで攻撃をシャットアウトするほか、ボールを持つことを恐れずに平均84%以上のパス成功率を誇ることや、攻守に渡るセットプレーでの重要な存在感と高いパフォーマンスを継続できるメンタルを持っている。シグマ・オロモウツのトップチームに昇格した時期からフィジカルポテンシャルを最大に引き上げるために肉体改造にも取り組むなど、来る挑戦に向けた成長曲線は順調だ。

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