ダビド・マルティネス

選手紹介
名前ダビド・マルティネス(David Martínez)
生年月日2006年2月7日
国籍/出身ベネズエラエル・ティグレ)
身長178cm
ポジションWG
所属モナガスSC

※ダビド・マルティネス・モラレスとも表記される

ベネズエラの希望となる2006年生まれの神童

プレー動画

経歴

■2006-2022年(幼年期~モナガス)

原油埋蔵量が世界1位とされている南米ベネズエラにおいて、その筆頭地域であるオリノコベルトに最も近い重点都市のエル・ティグレの出身であると彼はされている。生い立ちなどに関する情報はないが、12歳の頃にはホベネス・プロメサス(U13トーナメント)のMVPと得点王の両方に輝いており、当時からその才能に期待が寄せられるような存在であった。

2022年2月7日に16歳の誕生日を迎えた彼は、15日後に行われたコパ・リベルタドーレス2回戦のCDエベルトン(チリ)戦でトップデビューを達成。中4日で開幕を迎えたリーガFUTVE(ベネズエラ1部)の開幕戦にも出場するなど指揮官であるジョニー・フェレイラからの信頼を16歳ながら勝ち取っていた。第7節のスリアFCを相手にはこの日の全ゴールに絡む1得点1アシストの活躍を見せ、2022年6月現在のリーグ戦では13試合で4得点2アシストを記録しているなど素晴らしいパフォーマンスにてリーグを席巻中だ。

代表歴

世代別代表を経ずにモナガスSCのトップチームで活躍しているため、飛び級で今後プレーしていくことは間違いないだろう。ベネズエラとしてもワールドカップの南米予選において2大会連続での最下位に沈んでいることから、彼のような若い才能をフル代表で抜擢する流れが訪れても不思議ではない。

移籍の噂

国外移籍が解禁される2024年夏の移籍市場まではモナガスSCに留まる見通しだ。今季ではリーグの優勝争いを繰り広げるなど、ベネズエラ国内でもそれなりの強さを見せているため、成長できるような環境であることは間違いない。

プレースタイル

ウィングを主戦場とする左利きのプレーヤーであり、左右のどちらサイドでも遜色なくプレーすることができる。彼が16歳ながらトップチームに組み込まれることができている最たる部分はプレーの成熟度であり、同年代のウィンガーであればエゴイズムにドリブルで仕掛けることが通説であるが、彼はそういった一面をピッチ上ではあまり見せずに淡々と周囲の動きを見ながら適切な選択を行う。

また、体格面でも178cm/66kg(リーグ公式HPより)と大人と比べても見劣りすることはなく、足の長さを活かしたランニングでスペースへの抜け出しや守備の部分でも貢献することができる。モナガスSCではプレースキッカーを任されるほどの信頼を得ており、彼が持つ左足の品質の高さを証明しているだろう。

タイトルとURLをコピーしました