名前 | ダニエル・ブラガンサ(Daniel Bragança) |
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生年月日 | 1999年5月27日 |
国籍/出身 | ポルトガル(アルメイリン) |
身長 | 169cm |
ポジション | CMF |
所属 | スポルティングCP → エストリル(on loan) |
※この選手は@aandreiperuさんからの紹介です。
2部リーグで経験を積むスポルティングの知られざる逸材
プレー動画
経歴
■1999-2019年(幼年期~スポルティング)
ポルトガルでも石器時代からの名残が見られるアルメイリンに生まれており、幼い頃から路上で学校の友人とサッカーをすることが好きだった彼は、7歳のときに親友の1人であるブルーノ・ベントからの紹介によって地元のFootkart Schoolでキャリアを始めている。彼の転機となったのはエントロンカメントで行なわれたトーナメントであり、大会終了後にスポルティング・クルーベのスカウトから接触があったことがきっかけで、当初は恥ずかしがり屋な性格や自身のホームクラブがFootkartであることを感じていたため乗り気ではなかったものの、Footkartでのプレーから1年後の2007/2008シーズンには現在のスポルティング・クルーベに加入した。
スポルティングでの2015/2016シーズンにはナシオナル・ジュニオリスB(ポルトガルU17リーグ)において、2006/2007シーズン以来の約8シーズンぶりとなる優勝に主将として貢献しており、ラファエル・レオン(現ACミラン)と共に将来を嘱望される選手となった。翌年からU19への昇格が決まると、そのままナシオナル・ジュニオリスA(ポルトガルU19リーグ)でも主力として36試合に出場しており、ここでもまた4シーズンぶりとなるリーグ制覇に貢献している。こうした活躍からトップチームへの昇格も持ち上がっていたが、クラブはより出場機会を積ませたい考えの下で、2018/2019シーズンはリーガ・プロ(ポルトガル2部)のSCファレンセに期限付きで加入しており、16試合で2得点を挙げるなどまずまずの成績を収めた。
■2019-2020年(エストリル on loan)
2019/2020シーズンもまた、リーガ・プロのGDエストリル・プライアに期限付きで貸し出されているが、20歳の誕生日を迎えて成熟度が増してきた彼は、チームの主力としてここまでリーグ戦では16試合3得点4アシストの好成績を残しているため、来季からスポルティングのトップチームに定着することも視野に入っているだろう。ポルトガル2部リーグで経験を積み上げた彼が、どれほどの成長を遂げているのかに注目が集まる。
代表歴
ポルトガルの世代別代表ではU18~U21に招集されており、出場機会としては多くないものの、ポルトガルU21ではUEFA U-21欧州選手権の予選で10番を着用した。
移籍の噂
2019年1月にスポルティングとは2023年6月までの契約を更新していることから、クラブに放出の意志はないと思われる。また、バイアウト条項は4500万ユーロとなっていることや、エストリルでの活躍もあり今後数年間はスポルティングでのプレーとなるだろう。
プレースタイル
@aandreiperu氏は彼を「バレロンを彷彿とさせるしなやかなタッチと、虚を衝いたスルーパスに長けたボランチ。インターセプトも巧みで、年齢の割にトランジションも早く守備意識も低くない』と評価しており、若さが出て雑な面もあるも将来が期待できる存在であることを語ってくれた。一部のポルトガルメディアでは、洗練された左足とボールコントロールに長けたスタイルからウーゴ・ヴィアナとの比較もされている。