クチョ・エルナンデス

選手紹介
名前クチョ・エルナンデス(Cucho Hernández)
生年月日1999年4月22日
国籍/出身コロンビアペレイラ)
身長175cm
ポジションCF 
所属ワトフォード

ウエスカを初昇格に導いたコロンビアの若きエース 

プレー動画          

経歴             

コロンビアにあるリサラルダ県の県都ペレイラに生まれ、地元のデポルティボ・ペレイラでプレーをしていた。2015年シーズンからデポルティボ・ペレイラのトップチームに昇格をした彼は、カテゴリア・プリメーラB(コロンビア2部リーグ)を戦うチームにて15歳でデビューを飾っている。レアル・サンタンデールとの試合で初ゴールを記録するなど、初年度は3得点を決めシーズンを終えた。

2016年シーズンに入ると、16歳ながらチームのエースとして君臨し、カテゴリア・プリメーラBながら21得点を決め、リーグ得点王に輝いている。そんな16歳の神童にいち早く目をつけたのがスペインのグラナダCFであり、2016年12月に彼の保有権を獲得すると2017年シーズンはカテゴリア・プリメーラA(コロンビア1部リーグ)のアメリカ・デ・カリにレンタル移籍することが決定した。

2017年シーズン、自身初のカテゴリア・プリメーラAでのプレーは17試合に出場し、デポルティボ・パストを相手に1得点を挙げるのみに留まっている。保有権が同じくジャンパオロ・ポッツォの管轄下にあるワトフォードFCに移ると、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部リーグ)のSDウエスカに貸し出されることが決定した。

2017-2018年シーズン、休む間もなくスペインでの挑戦が始まった彼は、セグンダ・ディビシオンの開幕戦となるCDヌマンシアとの試合でスペインデビューを飾っている。コロンビアは同じくスペイン語圏内にあるため、早くからチームに馴染むと、第2節のロルカFCとの試合で移籍後初ゴールを決めている。ここから彼の覚醒が始まり、結果的にシーズンを通して36試合に出場し16得点6アシストの成績を収め、得点ランキングでは6位となった。ウエスカとしてもクラブが創設されて58年目で初となるプリメーラ・ディビシオンへの昇格を果たし、彼は神のように崇められた。

2018-2019年シーズン、昨シーズンの功績もありウエスカでのレンタル期間を延長した彼は、開幕戦のSDエイバルとの試合でリーガ・エスパニョーラデビューを飾る。そして第3節のFCバルセロナとの試合では8-2で大敗を喫するものの、初得点を記録した。ウエスカと共に挑戦が始まったばかりであるため、今シーズンどこまで通用するのかが楽しみだ。

代表歴            

ウエスカでの活躍もあり、U-20南米選手権2017を戦うコロンビアU-20代表に招集されたことによって世代別代表デビューを果たしている。そして2018年9月には、10月に行われるアメリカ代表とコスタリカ代表との親善試合に向けたフル代表に初招集を受けており、デビューが期待されている。ラダメル・ファルカオとカルロス・バッカが年齢的に世代交代を考えないといけない時期なだけに、次世代のエース候補として期待されている。

移籍の噂           

保有権はワトフォードが持っているが、具体的な契約期間は明かされていない。ウエスカとは2018-2019年シーズンでレンタル期間を終えるため、2019年夏に移籍の噂が報じられるだろう。 国とレベルは異なるが、いずれも2部リーグで爆発的な活躍をしているだけに、トップリーグで活躍できるのかにも一つの注目が集まる。

シーズン移籍先移籍金
2019-20RCDマジョルカon loan
2020-21ヘタフェon loan

プレースタイル        

南米産のストライカー特有の優れたテクニック、ゴールセンスを武器に高い決定力で得点を量産するプレーヤーだ。175cmと大型の選手ではないがフィジカルも強い。 類似選手としてルイス・スアレスやセルヒオ・アグエロを推す声もあり、時折彼らを彷彿とさせるプレーも特徴的だ。

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