名前 | ボルナ・ソサ(Borna Sosa) |
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生年月日 | 1998年1月21日 |
国籍/出身 | クロアチア(ザグレブ) |
身長 | 184cm |
ポジション | LSB |
所属 | VfBシュトゥットガルト |
スローインでのオウンゴールが話題となったクロアチアの逸材
プレー動画
経歴
1998年、彼はクロアチアの首都ザグレブにて生まれている。ルーツはアルゼンチンとボスニア・ヘルツェゴビナにあると語っており、ソサという姓はアルゼンチンから来たものだ。そんな彼は育成面での定評がある名門ディナモ・ザグレブの下部組織にて育った。彼を含む1998年世代はディナモ・ザグレブの黄金世代として有名であり、2013年の夏にオールド・トラフォードにて開催されたナイキ・プレミア・カップではACミランを破り優勝に貢献をしている。
2014-2015年シーズンの1.HNL(クロアチア1部リーグ)第24節のNKザグレブとの試合で、左サイドバックとしてデビューを飾ると、その試合でフル出場を果たしチームの勝利に貢献した。
2015-2017年シーズンの2年間はディナモ・ザグレブⅡとトップチームの両方でプレーをしており、2016年10月18日のチャンピオンズリーグ グループH、セビージャとの試合にも出場をしている。
2017-2018年シーズンに入ると、ディナモ・ザグレブのトップチームに正式に昇格をし、リーグ戦では21試合に出場し4アシストの記録を残し、クラブの2シーズンぶりのリーグ優勝に貢献をした。そしてシーズン終了後の2018年5月14日、ドイツのVfBシュトゥットガルトに5年契約の移籍金600万ユーロで加入が決まっている。
2018-2019年シーズン、ドイツ・ブンデスリーガでの挑戦が始まった彼は、開幕節の1.FSVマインツ05との試合で後半39分からエミリアーノ・インスーアに代わりデビューを果たしている。最近は左サイドバックとしてフル出場をする機会が増えており、インスーアとのポジション争いに注目が集まる。第6節のブレーメンとの試合では、彼のスローインから味方GKツィーラーのミスでオウンゴールを献上するなど不本意ながら話題となっていた。
代表歴
クロアチアの各世代別代表でプレーをしており、中でもクロアチアU-17時代にはU-17欧州選手権2015で5位に貢献し、U-17ワールドカップの出場権を得ると、そのワールドカップでは全試合に出場しチームのベスト8入りに貢献をしている。U-19、U-21を経た2018年5月にはFIFAワールドカップ2018のクロアチア代表候補32名に名を連ねており、最終的な23名には選ばれなかったものの、大きく期待されている。
移籍の噂
2018-19年シーズン夏に加入したばかりのシュトゥットガルトとの契約は2023年6月末までとなっている。早急な移籍の必要性はないだろう。
プレースタイル
184cmと恵まれたフィジカルにより対人戦に強い選手。サイドバックとしての特徴は上げづらく確認が必要だが、総合的に見ると良いプレーヤーだと判断できる。どのスキルも非凡なものを持ち合わせているため、先発の選手としては最適だ。