名前 | ベルケ・オゼル(Berke Özer) |
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生年月日 | 2000年5月25日 |
国籍/出身 | トルコ(イズミル) |
身長 | 191cm |
ポジション | GK |
所属 | フェネルバフチェ → KVCウェステルロー(on loan) |
トルコの将来を担うことが確約された新たな守護神
プレー動画
経歴
幼少期の彼は、水泳やバスケットボールそして体操などの様々なスポーツに取り組んでいた少年だった。その中でもサッカーは特別であり、2011年より地元イズミルのクラブであるブジャスポルのアカデミーでキャリアをスタートさせている。
ブジャスポルでは約3年間の在籍となり、より高度なトレーニングを積むべく、2013年よりアルトゥノルドゥFKのアカデミーへ籍を移した。アルトゥノルドゥではU-14、U-17、U-19チームを経て、2016年8月にプロ契約を交わしている。
プロ契約を交わしたそのシーズンはU-21への昇格であったが、2017年4月の第28節ボルスポルとの試合でトップデビュー+初スタメンで出場をし、その試合でクリーンシートを記録している。また、翌節のバルケスィルスポルとの試合でもスタメン出場にて1失点と好印象を残した。2016-2017年シーズンはその2試合の出場にてトルコ国内に名が周知されることとなっている
2017-2018年シーズンに入ると開幕戦から起用され期待を背に無失点で終えている。チーム内の序列では第2ゴールキーパー扱いではあるが、当時17歳の彼にとっては大きな出場機会を得られる場であり、そのシーズンでは5試合のゴールマウスを守っている。
そして2018年7月、国外からの関心も伝えられていた彼は国内屈指の強豪クラブであるフェネルバフチェへ約250万ユーロの移籍金で加入をした。フェネルバフチェにはトルコ代表として63試合に出場したチームのキャプテンでもあるヴォルカン・デミレルや、リーガにて多大な活躍を残したイドリス・カメニらのベテラン勢の下でさらなる成長を果たすだろう。
代表歴
トルコU-15、U-16を経たトルコU-17代表では、チームの守護神として2017年U-17欧州選手権ではチームのベスト4進出に大きく貢献をした。現在は、U-18、U-19、U-21、さらにはトルコA代表にまで招集をされている彼だが、いずれもデビューには至っていない。しかし、デビューも近いだろう。
移籍の噂
アルトゥノルドゥ時代の彼に対しては、前述の通り争奪戦が繰り広げられ、マンチェスター・シティを始め、チェルシーやバルセロナなども大きな関心を持っていた。そのような争奪戦を経て加入をしたフェネルバフチェで当分の間はプレーをするだろう。アスレティックのケパが約8000万ユーロでチェルシーへ加入したように、ゴールキーパーの価値が上がっている現代において彼もまたビッグディールを生み出す一人となるだろう。
プレースタイル
191cmの長身に加え、反射神経に定評がある彼は数多くのシュートチャンスを防ぐ守護神だ。フェネルバフチェないしトルコを代表するレジェンドゴールキーパーであるリュシュテュ・レチベルのような選手になることが期待されるだろう。